タイタニック号が沈没した理由は、100年以上に渡って氷河に激突したからだと信じられてきた。実際、映画『タイタニック』の中でも、正にその瞬間、ケイト・ウィンスレットとレオナルド・ディカプリオが浸水した下甲板から逃げ出したものの、海に投げ出される様子が描かれている。

コスモポリタン イギリス版によると、ジャーナリストのシーナン・モロニー氏がベルファストの造船所を出発する前に撮影されたタイタニック号の写真を観察した際、氷河に衝突した箇所の近くに約9メートルの黒ずみを発見したのだとか。

「氷河が当たった箇所を見ていたところ、船体のちょうどその部分が出港前の時点で弱っていた、もしくは損傷していたと見られます」と彼はコメント。

専門家たちは、その黒ずみの原因はボイラー室で発生した火事であることを確認しており、それによって船体が弱まったため、氷河に激突した際にぱっかりと割れてしまった可能性を指摘しているのだとか。

彼はイギリスの新聞<タイムズ>に対して「公式調査の結果、タイタニック号の沈没は不可抗力によるものだと結論付けられています」と語っている。

「真相は、単に氷河に衝突して沈没したという、単純なものではありません。火事、氷河、そして犯罪的過失という要素が重なり合って発生した破滅的な事故なのです」

もしかしたらこれでまた、新しいハリウッド映画が製作されるかも!?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions

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