速すぎて数えられない!? 五エ門が斬った人数は…



──本作で印象に残ったシーンなどはありましたか?

次元があんなにおいしそうにご飯を食べるシーンは、なかなかないですよね(笑)。あと、五ェ門が斬った人数……キリがいいんです。たぶん、これ以上の人数を斬ることはないと思います。

──斬った人数、数えられなかったです…。

数えられないですよね、速すぎてね(笑)。でも、あの斬られてる人たち全員、ちゃんと声を入れてるんですよ。収録のときに「僕いきます!」って立候補制で。もちろん聞こえ方のバランスで、削らないといけない声もあったかもしれませんが、こだわりぬいた、細かすぎて伝わらないポイントですね(笑)。

──立候補制というのは楽しそうですね(笑)。

最初は素直に見ていただいて、何回も見られる方はぜひ、斬った人数を数えて、斬られた声を聞いてほしいです。斬り方も、ちゃんと考えて斬っているんだなって思えますので。バイオレンスなシーンをただ見せたいわけではなくて、こういうシーンがあるから、今後の五ェ門につながる。覚醒に向かえるんだろうし、大人というか、筋が通ってるなあって思うシーンです。



――いつもよりストイックな作品なので、収録現場も緊迫していたのかな? と思ったのですが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

ルパン役の栗田(貫一)さんはもう本当にムードメーカーといいますか、ルパンそのものなので、初めての役者さんに対しても非常にフレンドリーに接していらっしゃいますし。栗田さんに限らず、みなさんフレンドリーです。今回、内容はとてもハードボイルドですが、スタジオは非常にエンタメな感じで(笑)。栗田さんも次元役の(小林)清志さんも、いつもどおりに接してくださいました。

──今作は五ェ門がルパンと仲間になる前のお話ですが、ルパンの思いやりというか、五ェ門に対しての絶妙な距離感が描かれていたように思います。

ルパンと次元が五ェ門を見守っていて、でも、余計な手は出さないっていうのは、いままであまりない感じですよね。ルパンと次元がワチャワチャやってるところに、五ェ門がヒュッて来ることが多かったと思うんですが、今回は新たな視点もあって……ルパンがいちいちカッコいいんです。

──グッとくるセリフが多かったですね。

いつものルパンっぽいところは、不二子ちゃんを口説いてるところぐらいで(笑)。ほぼカッコいいシーンが続いていくので、グッときます。「ルパン三世は俺の獲物だ」みたいに言ってる五ェ門に対して、遠からず近からずの距離で“居る”っていうことに、心を掴まれました。ただ、五ェ門は決してルパンのために強くなるとは思ってないんでしょうが(笑)。そのすれ違いがまた……時間を越えて、いずれ仲間になったときに、つながっていくといいなあって思いました。



サウナ・ジムの他に「2017年はプールにハマりたい!」



──ここからプライベートのお話も伺います。お忙しい声優業かと思いますが、オンとオフの切り替えはどうされていますか?

休みの日は、スッと……ただのおっさんになれます(笑)。でも夜になると、「やばい、明日の仕事のチェックしないと!」とか「あ、あれ覚えなきゃ!」っていろいろ考えちゃうので、なにも考えないで走ったり、筋トレしたり、ハンドボールをやってるときが好きです。気持ちがいいし、スッキリします。あと、サウナとか。

──サウナはよく行かれるんですか?

けっこう行ってますね。疲れるとすぐサウナに行って、「もう熱くて考えられない!」って(笑)。熱くて台本が読めないから、なんにも考えなくなるんです。最高の切り替えですよね。でも外に出て、電車や車に乗ったりすると、またすぐに考えちゃいます。役のことだったり、会社のことだったり……いろいろ考えています。

──他に、ハマってるものはありますか?

そうですね……サウナと水風呂のコラボレーションには、いつでもハマっているんですけど(笑)、ジムで筋トレしてるときの、101回目とかが好きなんです(笑)。「あー、もう乳酸キテる!」っていうときが好きで、すっごいハマってます。その乳酸を感じたいがために、やってるだけなんですけど(笑)。



──(笑)。「今年はこれにハマりたい」というものはありますか?

プールに行きたいです。サウナと同じ境地にいけると思うんです、なにも考えないっていう(笑)。

──なるほど。

僕、ジムに手ぶらで行っても、ウェアなど借りられるようにしているんですね。ただ、水着だけは……ちょっと他人のをはきたくないっていう、潔癖症な部分があって。プールサイドの足の裏と、水着だけは潔癖症なんです(笑)。だけど、水着を持って家を出る習慣がなくて。

──まずは水着選びからですね。

自分の水着だったらなんだっていいんですけどね(笑)。2017年、ぜひプールにハマっていきたいです。



【プロフィール】
浪川大輔(なみかわ・だいすけ)/4月2日生まれ。東京都出身。B型。子役として活動を始め、『白バイ野郎パンチ&ボビー』の吹き替えで声優デビュー。主な出演作に『BLACK LAGOON』(ロック)、『君に届け』(風早翔太)、『ハイキュー!!』(及川 徹)、『アルスラーン戦記』(ナルサス)など。外画では、ヘイデン・クリステンセン演じる『スター・ウォーズ』シリーズのアナキン・スカイウォーカーや、イライジャ・ウッド演じる『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのフロド・バギンズなどの吹き替えを担当。歌手や俳優、映画監督としても活動している。2017年1月25日に4thシングル『My Treasure』をリリース。
【Twitter】@namidai0402
【ブログ】http://ameblo.jp/namikawa--daisuke/


■映画『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』
2月4日(土)から新宿バルト9ほかにて4週間限定全国公開
http://goemon-ishikawa.com/


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■応募方法:ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT


■受付期間:2017年2月9日(木)18:00〜2月15日(水)18:00

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