木南晴夏、2度目の主演オファー「制作者の思いを汲んで、何とか形にしたかった」

女優の木南晴夏が30日、主演映画『ママ、ごはんまだ?』(2月11日公開)のヒット祈願を東京・目黒の大圓寺で行い、報道陣の取材に応じた。

この作品は、歌手の一青窈（ひとと よう）と姉で女優の妙（たえ）が記したエッセイを元にしたもの。木南は、姉の妙を演じている。

記者から「現役で活躍されている女優さんを演じるというのは、珍しいですよね？」との問いかけも受けた。

木南は「はい、そうですね」と大きく頷き、「でも、妙さんが実際にお書きになった本ということで、女優さんというより、原作者の方というイメージがありましたね」と感じ方を表した。

「一青さん姉妹。そしてお母さん。実話なので、一青家の皆さんがどう見てくださるか、プレッシャーも正直ありました」と内心も打ち明けていた。

そして木南は、今作で主演を任された点にも触れていた。

▼ 目黒の大圓寺にて、主演作のヒット祈願を行った、木南

「ドラマや映画にしろ、私の場合は脇を固めるばかり。実は、長編の作品で主演を務めるのは、2度目なのです。だから、私をあえて選んでくださったという、もの好きの制作者の思いを汲んで、何とか形にしたいという決心もありました」とキッパリ。期待に応えるための熱い思いを語っていた。

妹の窈は、藤本泉。母・かづ枝には河合美智子が演じている。

映像から展開されるものは、料理を通じて見えてくる、母から娘たちへの愛、そして家族の絆。心温まるヒューマンドラマが生み出されていた。

映画公開は、2月11日。角川シネマ新宿他、全国でロードショー。

▼ 『ママ、ごはんまだ?』予告編（音声トラック無し）