韓国・釜山の日本総領事館の前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置され、早急に撤去するよう日本政府が韓国側に申し入れたことを受け、韓国外務省は「外国の公館の保護について検討する必要がある」と、関係者と協議したいという意向を示した。NHKニュースが報じた。
　
　少女像の設置について、外国公館を保護する責任を定めた「ウィーン条約」に関わる問題だと韓国政府も認識しており、日本との関係悪化を避けたい考え。しかし、政府の求心力が落ちているだけに、世論の反発を抑えて少女像を撤去するのは容易ではないという指摘が外交関係者の間で出ている。

・総領事館前の少女像 撤去に向けた説得は困難か（NHKニュース）