リアルさよりも…“理想のお兄ちゃん像”を追究



──雛に関してはいかがでしょうか? 前作は優と夏樹の恋愛物語でしたが、今回は雛のお兄ちゃんという立場で、特に意識した部分などはありましたか?

弟はいますが、妹はいないので…リアルな感情はわからないですけど、実際の兄妹ってもっと粗雑だと思うんですよね。でもこれは…先ほども言ったように“お話”なので、雛の目線から見る“理想のお兄ちゃん像”っていうのが、きっと必要なんだと思うんです。

──その“理想のお兄ちゃん像”とは?

おそらく…なんでもできて、カッコよくって、雛の理解者で、いつも味方である、みたいな理想、幻想があると思うんですよ。で、それを頭ごなしに「違うよ、現実はこうだよ」っていうのを、このお話はしないので(笑)。だからなるべくその理想に沿った優を、僕は音にしないといけないんだなあとは思っていました。

──あくまで、リアルな兄像ではなく…。

そうですね。だって、妹が落ち込んでいるからって映画に誘うなんて、「ああ、これはいいなあ」って、僕も思っちゃいましたから(笑)。でもそんなの…。

──現実ではなかなかないですね(笑)。

ですよね(笑)。いや、それが現実なんですけど(笑)、あくまで理想としている兄像、理想としている妹像というもののなかに存在しているふたりなので、そこからは外れないようには意識しました。だって…リアルに考えたら、登場シーンはバーンと裸でも良いわけですよ(笑)。お風呂からあがって家の中を裸で歩いて、妹もそんな兄は無視みたいな(笑)。

──でも、優は絶対にしないでしょうね。

ね、そうじゃないんですよね。だからそういう「優はしないだろうな。優だったらこうするだろうな」っていう理想像が、みんなのなかで絶対にあるんですよね。その最大公約数は守らなきゃとは思っています。



──雛というキャラクターについては、どう感じられましたか?

この作品に出てくる女の子たちはみんな可愛くて魅力的なんですが、そのなかで、雛の特筆すべき点ってなにかな? と考えたときに…やっぱり麻倉さんの声の魅力が大きいんじゃないかと思いました。

──可愛がられる妹として、パーフェクトな声をされていますね。

本当に…とんでもなく可愛い声をされているので、その力はスゴいですよね。麻倉さんの声が乗った雛は、兄として守ってあげたくなるような可愛い女の子で、この子が願うことだったら、すべてを叶えてあげたくなるような女の子に僕には見えました。

──ほかに気になるキャラクターはいらっしゃいましたか?

前作で、せっかくいい感じにハッピーエンドになったのに、最後に暗い雰囲気を振り撒いていった綾瀬恋雪(CV:代永 翼)ですね(笑)。今回は雛に想われる立場で…先ほども言ったように、すべてを叶えてあげたくなるような可愛い女の子に想われて、「恋雪よかったな」って。前作では、この世の終わりみたいな顔をしていましたからね(笑)。

──最後に印象的なセリフがありましたね(笑)。

やっかいなセリフですね(笑)。また代永くんが上手なので…しびれますよね(笑)。ほかにも今作は新しいキャラクターも出てくるので、注目していただければと思います。

──本作の見どころと読者の方へのメッセージをいただけますでしょうか?

いままさに恋をしている人、恋をしたいなあって思っている人が見たら、きっと憧れてしまうような恋愛が描かれていると思いますので、参考にできるところは参考にして(笑)、楽しんでいただければと思います。ピュアな心で見ると、とても洗われたような気持ちになると思うので、ぜひこの作品でときめいていただければと思います。



「みんな僕のことをどう思っているんだろう?(笑)」



──ところで、神谷さんといえば本当にお忙しいと思うのですが…。

そんなことはないんですけどね(笑)。

──果たしてオフはあるのかと…。

ありますよ(笑)。あります、あります。

──声優さんの業界全体がお忙しいイメージです。

そうですねえ、なんかそういうふうに見えますよね。オフと言ってもやることはあるので…100%なにもしなくていい日が存在するかって言ったら、そんなこともないと思うんですよ。

──やることというのは、お仕事の準備ですか?

ええ、レギュラーで担当させていただいている作品があると、事前に渡された台本をチェックしたりする時間が発生するので…休みの日はそういうものに目を通したり、原作に目を通したりと、仕事の準備をする時間になりますね。だから、果たしてそれがオフかどうかって言われたら…もしかしたらオフじゃないのかもしれないなとは思うんですけど。

──そうですね。

だから「オフはなにをしていますか?」っていう質問だと、なんにもしてないですね。声優業って、いろんなことをやっても、すべてが無駄にはならないので。すべてが仕事につながってくる…つながってきてしまうんですよね。いいのか悪いのか。なので、そういうものから離れようと思ったら、「なんにもしない」をするしかないんですよね。

──“なにもしないとき”というのはあるのでしょうか?

あんまりないですね(笑)。逆にそういう時間ができちゃうと、持て余してしまうんですよね。「なんかしなきゃ」って。まあ…いいことではないなとは思っています。



──いまハマっていることなどはありますか?

ハマってること…『モンスターハンターエクスプロア』っていうスマホゲームがあるんですけど、僕が唯一課金をしているゲームで(笑)。

──課金されている!?

いままで課金をしていなかったんですけど、楽しんで遊ばせてもらっているんだから、課金してもいいなって思い始めて…言うても、何十万とかではないですよ?(笑) なおかつ、ラジオのスタッフがモンハンにハマって、ゲームのチャットでやり取りするのが面白いんですよ(笑)。

──スマホゲームってやり込み要素が多いので、ハマるとプレイするのに時間がかかりますよね。

かかりますねえ。だから空いた時間に、ふと開いてしまうんですけど、最近はどっちかって言うと…みんながいつログインしてるとか、チャットの書き込みで、「ああ、新しい武器を手に入れたんだな」っていうのを、お互いに確認するのが面白くて(笑)。「この人また課金してるな」とか(笑)。もちろん、ゲーム自体もすごく楽しいんですよ。

──面白いですね、それは(笑)。よかったです、ちょっと安心しました。

なにがですか?(笑)

──神谷さんも我々と同じく、スマホゲームに夢中になったり、課金をされたりするんだと思って…。

ははは! やりますよ。みんな僕のことをどう思っているんですかね?(笑)



【プロフィール】
神谷浩史(かみや・ひろし)/1月28日生まれ。千葉県出身。A型。1994年に声優デビュー。2009年、第3回声優アワード主演男優賞。2012年から5年連続で声優アワード最多得票賞を受賞したことで、声優アワード殿堂入りを果たす。主な出演作に『<物語>シリーズ』(阿良々木 暦)、『進撃の巨人』(リヴァイ)。近作には『おそ松さん』(松野チョロ松)、『斉木楠雄のΨ難』(斉木楠雄)、『クレヨンしんちゃん』(ぶりぶりざえもん)など。ソロアーティストとしては2009年にミニアルバム『ハレノヒ』でデビュー。2016年8月にミニアルバム『Theater』をリリースした。
【公式HP】http://kiramune.jp/artist/kamiya/


■映画『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』
12月17日(土)全国ロードショー!
http://www.honeyworks-movie.jp/2nd/


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■応募方法:ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT


■受付期間:2016年12月14日(水)12:00〜12月20日(火)12:00

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・当選者発表日/12月21日(水)
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・当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから12月21日(水)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。12月24日(土)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。

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