マナー講師が解説!口臭について相手を傷つけずに伝える方法

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先日、「教えて!gooウォッチ」で「キスの時口が臭い彼女を、傷付けずになんとかしたい」という記事をリリースした。恋人だけでなく、家族や友人、職場の人など、他人に口の臭いを指摘するのはなかなか勇気がいることだ。しかも、本人は気づいていない場合がほとんどで、対応に困った経験を持つ人は多いのではないだろうか。

■あなたも臭いと思われているかも?口臭を指摘できない人は約9割

歯茎からの健康を推進する団体「オーラルプロテクトコンソーシアム」は、2015年8月、20〜40代男女600名を対象にビジネスの場での「口臭・オーラルケアの実態に関する意識調査」を実施。

「口臭がきついことが原因でその人の印象が変わってしまった経験はありますか?」という質問には、55.5%の人が「ある」と回答。本人が全く気付いていなくても、「周囲への気配りや配慮が足りない」と思われてしまうという。

さらに、「あなたは、他人の口臭や歯垢が気になったとき指摘できますか?」という質問には86.8%の人が「できない」と回答したことから、非常にデリケートな問題であることが改めて分かる結果となった。

■相手別の対処法を専門家が解説

では、どのように対応すれば相手を傷つけることがないのだろうか? マナー講師の永田之子さんに、相手との関係別の対応策を教えていただいた。

(1) 家族
「いつもお疲れ様! 最近体調崩してない? お口のにおいがあるみたいで心配……」
(2) 恋人
「あなたのこと大好きだよ。ただキスする時には歯磨きのにおいがしていると嬉しいな!」
(3) 友人
「昨日ニンニク料理食べた?」
(4)仕事の先輩
休憩時間や取引先に向かう途中などに「はい、これ!! 先輩。お口がすっきりして口臭も消えますよ! 私の必需品です!」と口臭を抑えるキャンディをさわやかに渡す。

親密度によって、直接的に言うか婉曲的に言うかを使い分けるとよさそうだ。ポイントとしては、家族へは「体調を気遣う」、恋人へは「好きだからこそ伝える」といった点を意識するとよさそうだ。仕事の先輩には、失礼にならないよう細心の注意を払うのがベター。友人の場合は親密度にばらつきがあるので、(1)か(4)を用いた方がよいこともあるかもしれない。
永田さんによると、「『あなたを想うから言うね』とやさしい気持ちを添えて伝える」ことが大切とのこと。そのことを念頭に置いて、言い方や伝える場所などを選ぶようにしよう。ただ、上記の言葉は一例なので、自分なりに相手のことを想った伝え方を考えてみてはいかがだろうか?

●専門家プロフィール:永田 之子
元アナウンサー。会話&マナー講師。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコンサルティングを20年間で10,000人に提供。「人前で堂々と話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。現在、兵庫県西宮市で会話&マナーサロン「トークナビ」を主催。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)