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 SMAP解散で大揺れになっているジャニーズ事務所の混乱ぶりが漏れ伝わってきた。解散後すぐにメンバーの中居正広(44)と木村拓哉(43)の出演番組が「裏かぶり」する事態が発生し、中居司会の特番がお蔵入りになってしまったという。さらに、この状態に業を煮やした「あの人」がマネジャーに名乗りを上げるカオスすぎる事態も起きている。

■まさかの裏かぶり…解散騒動のドタバタ象徴する初歩的ミス

 発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、来年1月15日の夜9時から木村拓哉が初の外科医役を務めるドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)がスタートするが、その同時間帯に日本テレビ系で中居正広司会のバラエティ特番が企画されていたという。中居の番組は11月中に収録予定だったが、突如として収録がなくなってしまったというのだ。

 ジャニーズ事務所は所属タレント同士が同時間帯に別番組に出演する「裏かぶり」が基本的にタブーになっている。木村と中居という大看板同士、SMAPの元メンバー同士となれば尚更である。

 通常であれば絶対に起こり得ないミスだが、その原因はSMAP独立を画策したとされる元チーフマネジャーのI女史が事務所を追放されたことにある。

「SMAPに関してはI女史がスケジュールからギャラ管理まですべてを統括していた。しかし、I女史退社後は5人全員のスケジュールを管理するスタッフがおらず、グループ内に不協和音が生まれたこともあって横の連携も取れていない。木村の主演ドラマは解散後一発目の大仕事で絶対に失敗できず、現在放送中の同じ医療モノの高視聴率ドラマ『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)を避けて来年1月クールにスライドした経緯もある。木村のドラマを動かす選択肢はなく、日テレ側が折れる格好になったようです」(芸能関係者)

 結果、空き日程が他になかったために中居の番組はお蔵入り。まるでSMAP解散騒動のドタバタを象徴しているかのようだ。

■工藤静香がマネジャー直訴?解散後もジャニーズの混乱は必至

 だが、いくら事務所が混乱していても他局の編成をリサーチしているはずの日本テレビが気が付かないものだろうか。

「編成スタッフの中には気付いていた人もいたようです。しかし、ジャニーズ事務所は『裏かぶり』に厳しいことで知られていたため、スタッフはまさか事務所が気付いていないとは思わずに『ジャニーズの意向』ととらえていたようです。その背景には事務所が中居を糸の切れた凧のように扱い、中居も事務所への不信感を周囲に隠さないという状況がある」(前出・関係者)

 事務所がそんな調子であれば、SMAP解散後のメンバーたちのマネジメントはガタガタになること必至。下手すれば「キムタク潰し」になっていたかもしれず、これに歯ぎしりしているのが木村の妻である工藤静香(46)だ。

 さらに木村はグループ解散後に前述の主演ドラマと来年4月公開予定の主演映画『無限の住人』が控えているが、それ以外のスケジュールは白紙。解散騒動によるイメージ悪化で出演CMも契約延長が難しいと囁かれ、凋落の危険性が忍び寄っている。

 これに業を煮やした工藤が“現場介入”を画策しているといわれ、『東京スポーツ』では「現場を仕切るマネジャーがいないのなら私がやる」と直訴したと報じられた。

「工藤にしてみれば、SMAP独立を阻止したことで世間から『裏切り者』のそしりまで受けた木村が事務所から優遇されず、仕事が上手く回っていない状況は我慢ならない。後押しのために今までタブーだった『夫婦共演』まで事務所に持ち掛け、夫のサポートを申し出ていた。それほどの熱量ですからマネジャーに名乗りを上げても不思議はない。しかし、夫婦共演にしてもマネジャー就任にしても、余計に世間から反感を買ったり現場が混乱するだけ。それが分からないほど静香は夫の窮地に焦りを感じているのでしょう」(前出・関係者)

 SMAP解散騒動は世間に激震が走ったが、解散後もジャニーズ事務所の大揺れは続きそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。