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Appleは21日、従業員の人種や性差を示したレポート(通称:EEO-1)を公開しました。多様性を強くアピールするAppleですが、依然として上級役職のポジションが白人男性で占められているなどの課題が指摘されています。

役員は約7割が白人男性

公開されたレポートから明らかになったのは、ポジションが重要であればあるほど白人男性の占有率が高いという現実です。107名の役員のうち、白人男性が約68%にあたる73人を占めています。残りの34名については以下のとおりです。
 

20名が女性、そのうち15名が白人2名がヒスパニック系もしくはラテン系(昨年から1名増加)14名がアジア系(昨年から12名増加)3名が黒人もしくはアフリカン・アメリカン系

 
 また上級管理職や中級管理職に目を転じても、白人男性が48%、白人女性が18%を占めており、マイノリティの比率は低いままです。
 

今回のレポートは仕方なく公開しただけ?

ただ、役職を問わずに全体の傾向をみれば、Appleがマイノリティの採用に力を入れていることは疑いようがありません。過去1年で、アジア系の従業員は2,455名、ヒスパニック系もしくはラテン系は951名、黒人もしくはアフリカン・アメリカン系は783名の増加を遂げています。一方で白人は226名にとどまっています。
 
なお、Appleは今回公開したEEO-1について、「(多様性の維持に対しての)我々の進捗を測るものではない」とコメント、「昨今の業界やアメリカの労働実態を反映できておらず、公式サイトにはもっと正確に実情を示したものが他に掲載されている」と、しぶしぶ要求にしたがって公開したに過ぎないことを強調しています。
 
 
Source:9to5Mac
(kihachi)