iPhone 7 PlusとHUAWEI P9のカメラはこんなに違うの? 似て非なる 2カメラとは

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近年、スマホのトレンドに、一部メーカーによる「2カメラ」搭載がある。
具体的には、
iPhone 7 Plusに搭載された2つのカメラ
・HUAWEI P9やhonor 8に搭載された2つのカメラ
といったものだ。
ほかにも、LGのスマホなどにも2つのカメラが搭載されているほか、海外振興メーカーも追随をみせている。

しかし、「2つのカメラ」搭載と言っても、同じかといえば、「NO」だ。
メーカーやモデルによって、「2カメラ」の機能は、まったく違うことをご存知だろうか。

●広角と望遠を使い分ける「iPhone 7 Plus」
まず、iPhone最新モデルとなる「iPhone 7 Plus」に搭載されたカメラは、レンズがまったく違う。
・広いエリアを撮影する広角用
・人物撮影などに向いている望遠用
という2つの役割をもったカメラを搭載している。

それにより、スムーズに光学2倍相当の望遠撮影も可能となっているほか、デジカメなみの最大10倍のデジタルズームも利用できる。
また、2つのカメラを利用することで、背景をぼかすポートレートモード機能も使えるのだ。

つまり、
・風景撮影から人物撮影までそつなくこなすカメラ
・コンパクトデジカメのかわりになるカメラ

として進化していると言えよう。

●役割を分けた「HUAWEI P9」
対して、HUAWEIのフラッグシップモデルとなる「HUAWEI P9」の2カメラはiPhoneとまったく違う機能を持っている。

こちらのカメラで特徴的なのは、
・2つのうち1つのカメラはモノクロ(白黒)のみで利用する
というもの。

広角や望遠といった「撮影するズーム相当」の違いは無いものの、
・1つは色彩をメインに
・1つは明暗をメインに
同時撮影することで、メリハリのある高品質な写真に仕上げてくる。

また、P9も背景をぼかす「ワイドアパーチャ」機能を搭載している。
さらに、
・撮影後の写真もピント合わせが可能
・背景のぼかし量も変更できる
・ピントを合わせていない場所をモノクロにするなどのエフェクト効果が可能
・スマホを動かすと背景も動く疑似3D風に見せることができる
といった機能も持っている。

望遠レンズこそ搭載していないが、2カメラを使って多彩で高画質な写真撮影を可能としたのが「HUAWEI P9」だ。
こちらのカメラは
・一眼レフカメラのように背景ぼかしを積極的に使うカメラ
・一眼レフカメラの楽しさをスマホでも味わえるカメラ

として進化していると言えよう。
ちなみに、同じメーカーの「honor 8」や「honor 6 Plus」も同様の機能を搭載している。
※「honor 6 Plus」は2つのカメラ両方ともカラー撮影

見た目は同じ「2つのカメラ」搭載スマホだが、
・広角と望遠を上手に組み合わせた「iPhone 7 Plus」
・色彩と明暗で画質向上を求めた「HUAWEI P9」
と、性格付けはまったく違うものとなっている。

これからは、「カメラで撮影したいものの違い」で2カメラスマホを選ぶ時代になっていくことだろう。


布施 繁樹