ファミリーマートとRIZAPは18日、共同開発したパンやデザートなどを、22日より全国のファミリーマート・サークルK ・サンクス店舗で販売すると発表した。

 今回共同で開発した商品は、「低糖質」と「おいしさ」の両立を目指したパン、デザート、飲料の9商品。1個あたり糖質量を、パンでは15g以下、デザートでは商品総量の10%以下かつ10g以下、焼菓子では50%オフ、飲料では商品総量の10%以下かつ50%オフと設定。パンに関しては、糖質以外にもオリーブオイルを使用しトランス脂肪酸フリーを実現。デザートについても糖質の原料にこだわり、天然由来の甘味料エリスリトール(0kcal/g)などを使用した。店内に掲出するショーカードやポスターは、ライザップのカラ―である黒と金色を基調としたデザインで統一し、計画的な糖質摂取に役立つよう、糖質量なども記載。

 販売される商品名と価格、糖質量、カロリーは次の通りである。なお、糖質量はいずれもエリスリトールを除いた量。パンが「RIZAP ブランロール」102円、11.0g、115kcalと「RIZAP ハムチーズロール」112 円、10.9g、125kcal。デザートが「RIZAP チーズケーキ」158円、8.5g、217kcalと「RIZAP カスタードプリン」156円、7.0g、184kcal、および「RIZAP ほろにが珈琲ゼリー」184円、4.1g、94kcal。焼き菓子は、「RIZAP チョコチップスコーン」149円、19.8g、370kcalと「RIZAP ふんわり食感チョコチップケーキ」167円、12.0g、313kcal。飲料は、「RIZAP カフェラテ」175円、8.16g、57.6kcalと「RIZAP キャラメルラテ」175円8.16g、57.6kcal。いずれも価格は税別。糖質量、カロリーは1個当たり。

 RIZAPグループ、ファミリーマート、伊藤忠商事の3社は、食品開発・販売を含むヘルスケア及びライフスタイル領域全般での業務提携を2016年10月に締結。今回の商品開発は提携の一環として行われるもので、今後も共同での商品展開を続ける予定だ。