アスタキサンチンが育毛・増毛の助けに!

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アスタキサンチンという栄養成分が、育毛・増毛に効果があるということはご存知でしょうか。
アスタキサンチンとは色素成分の一種で、眼精疲労の回復、アンチエイジング効果があることが近年の研究でわかってきました。しかしそれだけではなく、育毛・増毛にも効果があると判明し、さらに注目を集めているのです。

まだまだ聞いたこともない人が多いと思われるアスタキサンチンですが、いったいどのような食材に含まれ、どういった仕組みで増毛効果に繋がるのでしょうか。

アスタキサンチンは赤野菜に多く含まれる色素成分

アスタキサンチンは赤野菜に多く含まれるの栄養素です。色の赤い野菜に多く含まれており、アスタキサンチンが多く含まれる野菜といえばトマト、人参、赤ピーマンなどがあります。
トマトに多く含まれるリコピンや、人参に多く含まれるカロテンはアスタキサンチンの仲間です。

赤野菜以外だとエビ、カニのような甲殻類、そして鮭などの赤い色をした魚にも赤野菜ほどではないですが含まれています。
しかしアスタキサンチンを積極的に取り入れようと考えた場合は、赤野菜を食べるのが効果的です。

アスタキサンチンの抗酸化作用による育毛効果

アスタキサンチンを摂取することで強い抗酸化作用が得られます。
アスタキサンチンが育毛に効果的なのはこの抗酸化作用によるものです。

では、抗酸化作用とはどのような作用なのか説明していきます。
人間は食物などから酵素を取り入れ、エネルギーとして燃焼します。酵素を体内に取り入れると化学反応が起き、【酸化】します。酸化とは簡単に説明すると錆びることであり、酵素が体内で酸化すると疲労、そして老化の原因となります。

酵素が体内で酸化すると【活性酸素】となります。活性酸素は身体を外部のウィルスから守るという効果もありますが、老化現象や生活習慣病の要因にもなります。

酵素は人間が生命活動するためには欠かせないものですが、結果として体内で酸化して老化現象の引き金となります。人間の老化現象は止めることが出来ないため、これはある程度仕方の無いことです。

アスタキサンチンに含まれる抗酸化作用は体内の活性酸素の増殖を抑える働きがあり、老化現象を抑制するアンチエイジングの栄養素といえます。

さらにアスタキサンチンは胃腸の神経を刺激する働きがあり、アスタキサンチンの刺激によって【IGF‐1】という物質が増殖することがわかっています。
このIGF‐1は毛母細胞の細胞分裂を促進する効果があります。毛母細胞とは髪の毛を生成する細胞です。

以上のように、アスタキサンチンは高い抗酸化作用でアンチエイジングに作用し、毛母細胞の分裂を促進して育毛効果があることがわかっています。

薄毛や抜け毛は老化現象の典型的な症状のため、アンチエイジング効果と育毛効果を同時に得ることが出来るアスタキサンチンは育毛、増毛に効果的な栄養素といえます。
是非積極的にアスタキサンチンを摂取するようにしましょう!