上野樹里

写真拡大 (全7枚)

女優・上野樹里が5日、都内で行われた、映画『お父さんと伊藤さん』の試写会に、タナダユキ監督と共に出席。役者として、上野が持つ"魅力点"が話題になり、監督は「憑依型の役づくりが出来るから、最強の女優だ」と評し、褒めちぎった。

タナダ監督は、最初の段階では「上野さんは、どちらかというとキラキラした主人公を演じる作品が多かった。今作のような輝きが無いキャラクターをどう演じるか、深い関心があった」と明かし、上野の変化を気にしていたという。

撮影が進んでいくにつれ「私より主人公のことを深く考えており、まず感動した。それでいて、役に入り過ぎて、捻じ曲げられない頑固さも見せたりもしなかった。相手の役者さんに合わせることが出来るので、あっさり捨てることも出来ていた」と意外に思えた点を説明。

「本人がいる前で、褒めることは恥ずかしいですが、(上野は)憑依型の役づくりが出来るから、やっぱり最強の女優さんだと思う」と実感したものを面向かって伝えていた。

同作は、今週8日から公開。上野は「上映される映画館が『また増えた』って聞いて嬉しく思います。私も今日まで、(各媒体の)100社ぐらいの取材を受けるほど頑張ってきた、手応えある作品です。3世代の方々に幅広く届いて、共感してもらえる部分が多いです」と自信を見せていた。

▼ (左から)タナダユキ監督、上野樹里

映画『お父さんと伊藤さん』の試写会より






▼ 映画『お父さんと伊藤さん』予告編


■関連リンク
映画『お父さんと伊藤さん』 - 公式WEBサイト