提供:週刊実話

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 人気フリーアナの夏目三久(32)が「怒り新党」を去ることになったのは、お笑いタレントの有吉弘行(42)との交際が原因。夏目が所属する『田辺エージェンシー』の田邊昭知社長に、「有吉と結婚したい
と言ったことが“芸能界のドン”(田邊昭知)の怒りをかった。
 夏目と熱愛・妊娠が報じられた有吉が、田邊社長に“潰される”との情報が流れる一方、『太田プロダクション』からの独立も注目されている。

 田邊氏の夏目に対する溺愛ぶりは、業界内でも有名な話。夏目は'07年に日本テレビに入社し、将来を大いに期待されたが、大手広告代理店の恋人とコンドームを持っている写真が流出。仕事が激減した揚げ句、追われるように'11年、日本テレビを退社した。
 「フリー転身後、タモリや堺雅人がいる『田辺エージェンシー』に所属したが、騒動のほとぼりが冷めないうちに、日テレの看板報道番組『真相報道バンキシャ!』のキャスターに大抜擢された。普通ならあり得ない話ですが、田邊氏が“こんな素直で才能がある子は見たことがない!”と夏目に惚れ込み、猛プッシュで売り込んだんです」(日テレ関係者)

 この起用には過去からの伏線もある。
 「タモリが昔、出演していた日テレのトークバラエティー番組『今夜は最高!』で、スタッフにプライドを傷つけられたということで自ら降板するという騒動があった。田邊氏は、当時の日テレへの貸しを使ったわけです。また、TBSの『あさチャン!』のキャスター起用でも、堺雅人主演の『半沢直樹』続編のバーターでねじ込んだという。そんな“夏目命”の田邊氏にとって、有吉との“熱愛・妊娠”など、とんでもない話」(芸能記者)

 かつて一世を風靡したグループ・サウンズ『ザ・スパイダース』のドラム担当でリーダーだった田邊氏は、グループ解散後に『田辺エージェンシー』を設立。現在の大手プロにまで成長させた。
 「田邊氏は『日本音楽事業者協会』の理事長を務めたこともあり、芸能界では絶大な信頼がある。“芸能界のドン”と言えば大手プロのS氏だと思われがちですが、田邊氏は“影のドン”。“有吉が潰される”という話が出てくるのも当然です」(同)

 しかしここへ来て、こんな情報が流れているのだ。
 「潰される前に有吉が太田プロから独立するという噂がある。同プロはかつて、ビートたけしのおかげで急成長したのですが、“フライデー襲撃事件”で守られなかったことに愛想を尽かしたたけしが独立して経営が悪化した。それを救ったのがAKB48のメンバーを預けた秋元康氏で、その秋元氏は田邊氏とベッタリ。同プロが田邊氏に対し何も言えない中、夏目との件を誤報と認めながらも納得していないという有吉の独立は、十分あり得ます」(夕刊紙記者)

 もっとも、当の本人(有吉)は贔屓球団の広島カープ優勝に浸って夜な夜なネオンの街を闊歩しているという噂だが…。