オハイオ州のスーパーマーケット裏にヒトの心臓(出典:http://meredithaz.worldnow.com)

写真拡大

米オハイオ州のスーパーマーケットの裏庭にジップロック(Ziploc)に入った状態でポンと捨てられていた肉片。それがまだ新しいとみられるヒトの心臓であることがわかった。警察は事件性を視野に捜査を開始しているが…。

ヒトの心臓が発見されたのは、オハイオ州ヒューロン郡のノーウォークにあるスーパーマーケット「Friendship」のミラン・アベニュー店。8月下旬、芝生が広がる同店の裏庭に落ちているジップロックについて「丸い型をした不思議な肉片が入っている」との通報があり、ノースセントラル消防署が救急車両で出動してそれが心臓であることが判明したという。

獣医師からは「ヒトとブタの心臓は似ている」との助言もあった中、ヒューロン郡検死局はその心臓がヒトのものであることを発表。何らかの保存液に浸されていた可能性を視野にルーカス郡トレドの病理医の元でさらなる検査が行われると説明。ただし保存状態は良好で暴力を受けた、あるいは暴力的に摘出されたことを疑う点はないという。

ノーウォーク警察のジム・フルトン警部補はこの件に関し、「店舗裏のゴミ箱に誰かがこの心臓を廃棄し、別の何者かがそれを拾い上げて落としていった可能性がある。ただ関連を思わせる犯罪の情報がないため、誰の仕業で誰の心臓なのかまったくわからず頭を抱えている。あるいは葬儀場や司法解剖の現場で取り除かれた心臓かもしれない。想像を働かせれば可能性は無限大だ」と述べ、市民からの情報提供の協力を辛抱強く待ちたいとしている。

出典:http://meredithaz.worldnow.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)