ヴィンス・ギリガン

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米AMCの大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』で製作総指揮を務めたヴィンス・ギリガンとミシェル・マクラーレンが再びタッグを組み、米HBOでキリスト教系カルト教団「人民寺院(Peoples Temple)」と教祖のジム・ジョーンズを取り上げたリミテッド・シリーズを製作することが明らかになった。米Varietyが報じている。

ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが製作する『Raven(原題)』は、ジョーンズが理想を掲げて人民寺院を起ち上げたところから、1978年に彼ら自身が南アメリカ北東部に位置するガイアナ西部に作り上げた町ジョーンズタウンで集団自殺をするまでの過程を描く。ギリガンとマクラーレンは製作総指揮を務めるほか、ギリガンは脚本を、マクラーレンは監督を兼任。さらに、2011年の『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』でアカデミー賞助演女優賞を獲得したオクタヴィア・スペンサーも製作総指揮に加わる。

人民寺院は、1950年代にジョーンズがインディアナ州にて創設し、社会主義のメッセージとキリスト教の教えを融合した独自の理想を掲げて展開した。次第にメディアから厳しい追及が行われるようになると、ジョーンズと教団の支持者たちはガイアナへと移住し、「ジョーンズタウン」を作り上げ社会から隔たれた環境で暮らし始めた。1978年11月18日、取材班と一緒に教団の視察に訪れていたレオ・ライアン下院議員は帰り際に教団の信者たちに襲撃され殺されてしまう。その日の夜、ジョーンズと918人の信者たちは集団自殺を決行した。918人のうち、276人は子どもだった。

人民寺院の物語は、1980年にミニシリーズ『ガイアナ人民寺院の悲劇』として製作されており、パワーズ・ブース(『24 -TWENTY FOUR-』)がジョーンズ役を演じていた。

スペンサーは、初期のNASAを支えた黒人女性たちの活躍を描く映画『Hidden Figures(原題)』にも出演しており、来年公開の予定。(海外ドラマNAVI)