「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」略して“ハピクロ”。ももいろクローバーZが贈る、“教養エンターテインメント・プログラム”です。毎週、様々なジャンルのプロフェッショナルな先生たちが登場して、「○○学」と題した、聴けばつい誰かに話したくなるアカデミーを開講中です。

2016年9月11日(日)は、「収穫の秋満喫! もりもりごはん学」のハピクロ・アカデミーを開講。

先生は、5ツ星お米マイスターの澁谷梨絵さん。

女性では最年少で「5ツ星お米マイスター」を取得した澁谷さんが、おいしいお米の研ぎ方や、お米をおいしく保存するコツ、お米がおいしく炊けるワンポイントアドバイスなどを、クイズを織り交ぜながら教えていただきました。

(ももいろクローバーZがパーソナリティをつとめるTOKYO FM「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」2016年9月11日放送より)

──”「5つ星 お米マイスター」から教わるお米の研ぎ方!”

しおりん:お米マイスターって初めて聞きました!

澁谷先生:お米屋さんしか取れない資格で、お米の粒を見て新米、古米、コシヒカリ、ひとめぼれとか、粒を見て見分けたりするスペシャルな資格です。

かなこ:先生……すみません、先生の手元にあるものがすっごい気になるんですけど(笑)。

澁谷先生:私、米屋もやっているんですけど、妹が店長で玄米、雑穀と白米のお弁当屋さんをやっていまして。

釜炊きで炊いたご飯で作った、おにぎりをご用意してきましたので楽しんでいただけたらと思います(笑)。

かなこ・しおりん:やったーー! さいこーーー! ありがとうございます!

しおりん:先生おすすめの玄米をいただきます!

かなこ:んん! おいしーー!





澁谷先生:柔らかく握っているので口の中でほぐれる感じになっています。

清野:まずはご飯を食べるには炊き方ですよね、ポイントは何ですか?

澁谷先生:まずは、お米の計量なんですけど。皆さん、ざっくりカップに入れて計っていると思うんですけど。

お米をすくっていただいたら、机の上にトントントンとぶつけていただくと、お米がしっかり沈みますので、それが正しいお米の計量になるんです。それで、擦り切っていただいて一杯です。

かなこ:あれ、重要なんだ!

澁谷先生:次に研ぎ方ですね。昔はお米をぶつけていたんですけど、今は精米技術が良くなっていますので、ボールに入れてお水を入れたら優しく泳がせるだけです。

2、3回手早くやっていただいて、お米を傷つけないことがポイントです。

しおりん:お米を研ぐ時って、水が透明になるまで研がなきゃいけないっていうイメージなんですけど?

澁谷先生:透明になるまでだと旨味も流してしまうので、少し白っぽいくらい2、3回で大丈夫です。

清野:冬だと、ついお湯でやっちゃうんですけど、あれはどうなんですか?

澁谷先生:ぬるま湯くらいでしたら大丈夫です。

お米は冷たい水であればあるほど美味しく炊き上がるので、本当は冷たいお水のほうがいいんですけど。

急いでる時はぬるま湯で洗っていただくと、お水の浸透が良くなるので時短になって炊き上がるのも早くなるんです。



──”美味しいお米の炊き方!”

清野:お米を研いだ後には、ちょっと浸けておくんですよね。

澁谷先生:新米時期はお水がいっぱいあるから、短くしてしまったほうがいいと思われる方が多いんですけど。

新米の時期ほど、きっちり2時間水に浸けていただいて、冬場だとだんだん皮が柔らかくなってくるので1時間、夏場は30分で大丈夫です。

かなこ:そうなんだ〜! 知らなかった〜!

澁谷先生:炊き上がったら蓋を開けずに電源を切っていただきます。コンセントを抜きます。

しおりん:コンセントを抜くんですか!?

澁谷先生:炊き上がってすぐ保温になってしまうと、美味しい旨味の水分が保温でとられてしまいます。

炊き上がったあと、お釜の中をおひつの状態にする形で線を抜いて、美味しい水分を全部お米に閉じ込めてもらってから15分後に開けて、保温をしてもらうという形ですね。

清野:これは炊飯器の説明書には書いてないことですね〜。

──”美味しい炊き方のワンポイント!”

清野:先生から、ごはんにまつわるクイズを出題していただきます。

澁谷先生:ご飯を炊くときに入れると、グッと美味しくなるものはどれでしょう?

1 お酢

2 氷

3 米ぬか

かなこ:2番! お米を洗う時に冷たければ冷たいほどいいと言っていたので、氷で冷たくした方がいいのかなって。

しおりん:1番のお酢! なんとなく、テレビで見たことある気がして(笑)。お酢入れるとお米にツヤが出る感じがしました。

清野:先生、正解をお願いします!

澁谷先生:正解は2番の、氷です!

かなこ:ほら〜〜! キター!

澁谷先生:バッチリですね。冷たいところから沸騰するまでの時間が長ければ長いほど、旨味と甘味の酵素が出るので大正解です!

しおりん:氷はどのくらい入れればいいんですか?

澁谷先生:一合に対して、ひとかけらくらいですね。

お客様の中には、冷蔵庫にお釜ごと入れてしまって、すっごく冷やしてから炊くという方もいらっしゃいますね。

しおりん:一手間が大事なんですね。

──”お米と料理の相性!”

かなこ:”この料理にはこれが合う”というのもあるんですか?



澁谷先生:あります。お米を選んでいただく際に「今日はカレーだから、どれを選んだらいいですか?」というお客様がいらっしゃいますので、そういう場合は山形県産のはえぬきをおすすめします。

汁物のカレーのルーと、べちょっとしたお米だとバッティングしてしまうので、お米の存在感がある、カレーに負けない味わいのお米ということで、はえぬきを選んだり、おにぎりには熊本県の「森のくまさん」というお米が合います。

しおりん:「森のくまさん」? かわい〜(笑)。

澁谷先生:冷めても味が落ちなくて、コシヒカリとひのひかりを掛け合わせですので、お米業界ではサラブレッドと言われています。冷めてからのほうが、美味しいお米ですね。

かなこ:冷めてからの方が美味しいお米ってあるんですね。

澁谷先生:甘みとかが、より増すお米がありますね。

しおりん:おにぎりって、だいたい冷めてから食べますもんね。

かなこ:じゃあ、長時間持ち歩くお弁当に入れるご飯は?

澁谷先生:ミルキークイーンというお米があるんですけど、もち米とコシヒカリの掛け合わせのお米ですので、すっごくモチモチしているので、冷めてからも甘みが強くて、さらに美味しく感じられます。

もしくは通常のご飯にもち米を一割くらい入れていただくと、お弁当としてはすごくおすすめですね。

──”古米を美味しく食べる方法!”

清野:もう1問、クイズを出題していただきましょう。

先生、お願いします。 

澁谷先生:買ってからしばらく経って、古くなってしまったお米を美味しくするため、炊くときに入れると良い調味料はどれでしょう?

1 砂糖

2 お酢

3 マヨネーズ

しおりん:これは、2番のお酢ですよね! お酢リベンジしたいです! やっぱり、どこかで見たことあるんですよ(笑)。

お米にツヤが出るって言ってたんです(笑)。

かなこ:私も、お酢を推す!(笑) ちょっと古くなってしまったもの、酸化してしまったもの、酸味……お酢を入れて(笑)。

しおりん:なんか、難しい言葉を使おうとしてる(笑)。

かなこ:古いものには、お酢の酸味が必要になってくるんじゃないかと思いまして、熱も通ると酸味がふわっと回りに散らばって、いい〜味を出してくれるんじゃないかと思います(笑)。

清野:それっぽいこと言ってるように気がしますけど(笑)。

先生、正解をお願いします!

澁谷先生:正解はマヨネーズです!

かなこ・しおりん:ええええーーーー!!!!

かなこ:ちょっと待って! じゃあ、なんでもう一回お酢出したの? めっちゃ語っちゃったんだけど!(笑)

澁谷先生:マヨネーズを入れていただくと、1つ1つのお米の粒にマヨネーズの油がコーティングされて、ツヤツヤのお米に炊き上がるんです。

しおりん:ツヤツヤ、こっちか!(笑)

清野:玉井さんが言っている、お米とお酢の関係というのは?

澁谷先生:酢飯でもお酢を混ぜていただくんですけど、殺菌作用がありますね。

お弁当で通常の白米で持っていっていただくよりも、悪くなりにくいんですね。

炊き上がったご飯に、酢飯のような状態で混ぜていただくと美味しくてツヤがありますね。

しおりん:やっぱり、ツヤ出ますよ! でも、マヨネーズは味が残ったりしないんですか?

澁谷先生:炊く前に溶かしていただくと、炊き上がりの味は全然大丈夫です。

ただ、時間が経つと油分が悪くなってしまうので、保温して、ずっと後に食べるのは味を損ねてしまうので、炊き上がり直後に食べていただくのがいいですね。

清野:分量はどれくらいなんですか?

澁谷先生:一合に対して大さじ1杯弱くらいですね。

かなこ:先生の頭には全部のお米が入ってるんですね(笑)。

澁谷先生:いろいろ食べてきていますからね(笑)。

清野:今日の先生は、5ツ星お米マイスターの澁谷梨絵先生でした!

澁谷先生:ありがとうございました。

かなこ・しおりん:先生、今日は本当にありがとうございました!

〈番組概要〉

番組名:「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」

放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット

放送日時:毎週日曜 16:00〜16:55

パーソナリティ:ももいろクローバーZ、清野茂樹

番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/clover/