『セルフレス/覚醒した記憶』より上から、ナタリー・マルティネス(左)、マシュー・グード、ミシェル・ドッカリー

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一昔前は、海外ドラマと映画のスターにははっきりと境界線が引かれており、どちらも異業界へ足を踏み入れることは滅多になかった。しかし近年、住み分けは薄れていき、映画スターのドラマ進出が目立つようになってきている。また以前は格下扱いされていたドラマのキャストも、今は映画スターをしのぐ人気俳優が誕生し、スクリーンに登場する機会も少なくない。現在公開中の映画『セルフレス/覚醒した記憶』にも、人気ドラマスターがこぞって出演している。

本作は、余命わずかなニューヨークの大富豪である老人ダミアンが、若く鍛えられた肉体に記憶を転送することで"最強の肉体"を手に入れるSFアクション・エンターテインメントだ。新たな肉体に生まれ変わったダミアンを演じるのは、『デッドプール』の大ヒットも記憶に新しいライアン・レイノルズ。その脇を飾るドラマスターも豪華な顔ぶれだ。英国貴族と使用人の人間模様を描いた『ダウントン・アビー』のメアリー役で人気を博したミシェル・ドッカリーが老人ダミアンの娘役で、父娘の複雑な関係を熱演。『ダウントン・アビー』でそのメアリーに求婚するヘンリー・タルボットを演じたマシュー・グードは、今回「記憶の転送技術」を開発した謎の天才科学者役で存在感を見せつけている。そのほかにも、『Empire 成功の代償』のデレク・ルーク、『MAD MEN マッドメン』のサム・ペイジ、『レジェンド・オブ・トゥモロー』のヴィクター・ガーバー、『名探偵モンク』のメロラ・ハーディンと、人気シリーズでおなじみのキャストが目白押しだ。

そして、物語の鍵を握るマデリーン役のナタリー・マルティネス(『アンダー・ザ・ドーム』)は、本作について「考えさせられる面白いコンセプトで、最愛の人を救うために何をするか、永遠に生きるために何を犠牲にするか、あなたならどうするかと問いかけてくるの。しかも説明がとても科学的で本当に起こり得るかもと思わせる内容なのに、科学に基づいている」と熱っぽく語り、そのコンセプトを絶賛している。

ドラマ界からのパワーと、予想外の展開が存分に組み込まれた本作は、ドラマファンにも映画ファンにもおすすめの作品と言えるだろう。

『セルフレス/覚醒した記憶』は全国で大ヒット公開中。(海外ドラマNAVI)