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カカクコムが運営するグルメサイト「食べログ」に情報を掲載している飲食店のオーナーが、店舗の評価をリセットされた後、食べログの担当者から「ネット予約を使わないと検索順位を落とす」という連絡があったとTwitterに投稿した。同様の報告は複数あがっており、ネットでは食べログへの批判や疑問の声が殺到している。


ラムチョップを提供するワインバル「ウルトラチョップ」のオーナーは、「全店の食べログスコアがいきなり3.0にリセット。そこに担当営業から連絡が来て『食べログのネット予約を使ってもらわないと検索の優先順位を落とします』」とその時の状況を説明。評価がリセットされた後、ネット予約機能の使用を迫るような発言が食べログからあったことを明かした。別の飲食店関係者からも、「うちの会社でやってる店が、いきなり食べログ3.0にリセットされた。理由は、食べログの契約更新で、食べログ側が押し付けてきた物を部分的に断ったから」といった投稿がされている。


この食べログの対応に対して、ネットでは、「点数を勝手に落とすって店側だけじゃなく評価をしたユーザーもバカにしてない?」、「意図的に低評価にされて客減ったらそれこそ営業妨害」、「こんな汚いことをやっていたなんて、幻滅しました」、「こういうお金で評判を左右させる悪質サイトは要調査と思う」といった批判や疑問の声が多数寄せられている。


カカクコムに対してこのような発言があったのか等を質問しているが、7日14時時点で回答はない状況。その一方でカカクコムは、「『食べログ」レストラン向け広告商品改訂のお知らせ」を、7日付けでホームページに掲載。今回の件との関連は記されていないが、「自然検索で表示される点数及びランキングにおきましては、オンライン予約機能の利用是非に一切関係なく、これまでと同様ユーザーの評価を基礎に算出、表示をしております」と説明している。