速報:ソニーが新スマホ Xperia X Compact発表。4.6型液晶にUSB-C、2300万画素カメラ、指紋認証

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ドイツ・ベルリンのIFA2016会場より。ソニーモバイルは新型スマートフォン Xperia X Compactを発表しました。4.6インチHD液晶にSnapdragon 650プロセッサ、2300万画素カメラ、指紋認証を搭載したコンパクトミドルレンジモデル。なお防水防塵には非対応です。海外では9月に発売予定。Xperia X Compactの主な仕様は下記のとおりですSnapdragon 650 ヘキサコアCPU

4.6インチ HD(1280 x 720)

3GB RAM

32GBのストレージ容量

129 x 65 x 9.5mm 135g

2700mAhのバッテリー容量

USB Type-C

Android 6.0 Marshmallow

プロセッサには、3月にグローバル向けに発表したXperia Xと同じ、クアルコムのミドルレンジ向けモデル、Snapdragon 650を採用します。CPU部は、高性能なCortex-A72×2コアと、省電力なCoretex-A53×4コアの6コア(ヘキサコア)構成。負荷に応じて動作コアを変えるbig.LITTLE構成です。GPUにはAdreno 510を採用します。

画面サイズは4.6インチと、Xperia Z5 Compactと同じサイズとなります。モバイルネットワークは受信最大300MbpsのLTE Cat.6に対応します。


カメラはレーザーAFに強化、筐体はプラスチックを採用

背面カメラは、Xperia X Performanceの2300万画素+ISO12800イメージセンサーや、先読みオートフォーカス(Predictive Auto Fucus)を引き継ぎます。

今回はこれに加えて、新フラグシップのXperia XZと同様にレーザーAFを採用し、暗所でのフォーカス性能が向上。さらに、ホワイトバランス調整に従来のRGBに加えて赤外線を使うRGBW-IRセンサーを搭載。これにより、屋外なのに屋内と判定され、写真が青っぽくなるようなホワイトバランスの誤認識が減るとしています。またXZと同様に5軸手ブレ補正にも対応。なおXZにはある4K撮影は非対応。

またXperia XZと同様に、バッテリーの経年劣化を抑止する新技術「Battery Care」を搭載。これは、Xperia Xシリーズに搭載された、バッテリーの寿命を2倍にする技術の進化版。スマートフォンの満充電放置がバッテリーを劣化させる大きな要因であるといい、Battery Careでは、ユーザーの生活リズムを認識して、就寝時に充電を開始した場合でも、起床したタイミングで充電が完了するように、途中で充電速度を遅くします。これにより、スマートフォンが満充電となる時間を短縮して、バッテリーの劣化を抑えられるという説明です。

側面には指紋センサーを搭載。これはXperia Z5 CompactやXperia X Performanceと同様です。カラーバリエーションはユニバースブラック(黒)、ホワイト(白)、ミストブルー(青)の3色展開です。筐体はプラスチックですが、塗装により陶器の質感を再現したとしています。

なお防水防塵には非対応。担当者は「グローバル版では」と断りをいれていたので、仮に日本で発売されるとすれば、防水・防塵に対応するのかもしれません。グローバル市場では10月に発売予定。日本での発売予定は明らかになっていません。