画像提供:はなさく(@ha739)さん

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アイドルにすべてを捧げ青春を謳歌する人生を描いた漫画『俺は18歳のアイドルヲタク』がTwittterに投稿され、身につまされると注目を集めている。


漫画は、アイドルオタクの“はなさく”さんが自身の将来に不安を感じて描いたもの。主人公は、学業には目もくれず、アイドルの応援や、気の合う仲間と騒ぐことに生きがいを感じている18歳の学生。「頑張らなきゃいけない時が来たら そのときに頑張ればいい」と青春を謳歌する。そして、気がつけば25歳。仲間が続々と現実世界に戻っていき、時間とお金を費やしたアイドルたちは、普通の女の子に戻って大学生活を楽しんでいたり、結婚し母親になっていたりする。「俺はもしかしてとんでもない生き方をしてきたのではないか?」--ふと、これまでの生き方に疑問が沸き起こり、そして「俺はこれからどうなる?」と不安に包まれる。最後のコマでは、これまで主人公がのぼってきた人生という階段の先には「縄がぶら下がっているだけなのかもしれない」というダークなオチを凄みのある画で表現している。


ネットでは、「順調にこの道を進んでて泣きそうになる」、「どんな怖い話よりも怖い.....」といった共感が殺到。さらには、「25で夢から覚めたならまだまだ全然間に合いますよ」、「意外となんとかなるもんやで。まじめな話、心底打ち込んだ事は何事も自分を裏切らん」と、作者を励ますコメントも多く寄せられている。