関東甲信地方は台風一過の青空にはならず、午後は雨で局地的に非常に激しく降る恐れがあります。台風の大雨で地盤が緩んでいる所がありますので、引き続き土砂災害などにご注意下さい。

雨雲の動き(実況)


関東甲信 大雨による土砂災害などに注意

関東甲信地方には引き続き、南から高温多湿な空気が流れ込むでしょう。台風一過の青空とはならず、雲が広がりやすい見込みです。また、上空には寒気も流れ込んでいるため、気温が上がる午後は大気の状態が不安定になるでしょう。昼過ぎから雨が降りやすく、雷を伴い激しく降る所がありそうです。予想される1時間雨量は30ミリですが、夕方から夜遅くにかけては、局地的に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。30ミリというと「バケツをひっくり返したような雨」で、50ミリというのは「滝のようにゴーゴーと降り続く雨」です。傘は全く役に立ちません。水しぶきであたり一面真っ白になり、視界が悪くなります。道路はたちまち川のようになる事もあるでしょう。
昨日の台風9号がもたらした大雨で、地盤が緩んでいる所がありますし、川の水位が高くなっている所もあります。追い打ちをかけるように再び激しい雨が降ると、土砂災害が発生しやすくなります。川の増水や氾濫の恐れもあるでしょう。台風が過ぎ去りましたが、今日から明日にかけても災害が発生しやすい天気が続きます。落雷や突風にも注意して下さい。