初の悪役を演じる坂口健太郎 (C)テレビ東京

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 俳優の坂口健太郎が、中谷美紀主演で初めてテレビドラマ化される「模倣犯」に出演していることがわかった。物語の鍵を握るピース(網川浩一)に扮し、自身初の悪役に挑む。

 ドラマは、人気作家・宮部みゆき氏の同名小説を原作に、未曾有(みぞう)の連続誘拐殺人事件の被害者・加害者両家族、警察、マスコミ、犯人らの視点から、劇場型犯罪を重層的に描く。同作の映像化は中居正広主演、森田芳光監督作の映画版以来、約14年ぶりとなる。

 高校生の頃に原作を読んだという坂口は、「とても演じがいのある役だけれどその分とても難しそうで、一筋縄ではいかない役」と感じたといい、「自分なりのピース、坂口健太郎の“網川”を探しながら演じました」と撮影時を述壊。さらに、ピースについて「心の闇、深さを考えていると、今まで演じてきた役のなかで1番寄り添えない役」と率直に明かす。「考え方を理解できるような男ではないとも思っていたので、現場に入って感じるものや(中谷扮する)滋子さんとの空気感を大切にして演じました」とも語っており、初共演となる中谷との演技にも注目だ。

 また、宮部氏は原作小説について「私にとっては様々な意味でターニングポイントになった作品です。思い入れもあれば後悔もあり、なかなか平らな気持ちで読み返すことができないまま年月を経てきました」と複雑な胸の内を吐露。しかし、再映像化には「今回、素晴らしいキャストとスタッフの皆さんによってドラマ化されることを心から喜んでおります」と歓喜のコメントを寄せている。

 特番ドラマ「模倣犯」は、中谷、坂口と満島真之介、山本裕典、清水富美加、杉本哲太、濱田龍臣、吉田鋼太郎、室井滋、高畑淳子、岸部一徳、橋爪功らが共演。9月21に前編、22日に後編が午後9時からテレビ東京で2日間連続放送される。