「雨にゆれる女」ポスタービジュアル (C)「雨にゆれる女」members

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 音楽家・半野喜弘の初監督作で、「るろうに剣心」シリーズの青木崇高が主演する「雨にゆれる女」の予告編が公開された。

 パリを拠点に、映画音楽からエレクトロミュージックまで幅広く世界で活躍し、ホウ・シャオシェン、ジャ・ジャンクーら名匠の作品音楽を手がけた半野の監督デビュー作。本名を隠し別名を名乗ってひっそりと暮らす男と、突然男に預けられた謎の女が、本当の姿を明かさないまま、次第にひかれ合っていく姿と、悲しい運命の皮肉をサスペンスタッチで描く。孤独な主人公を青木、ヒロインを大野いとが演じる。

 予告編では、過去を隠し人と関わることなく生きる主人公のもとに謎の女が現れるシーンを切り取られており、画面の色彩や音楽、音の使い方など半野監督のこだわりが感じられる映像だ。

 坂本龍一は「大島渚や吉田喜重、僕の映画のルーツである60年代の日本の独立系の監督たちの映画の匂いがする。現代の日本映画でそういう感覚を持つ映画に初めて出会った」とコメント。作家の吉本ばななは「ハードボイルドな設定なのに、いろんなことがえらくかわいいおかしなふたりだった。映像のすばらしさは考えられないほど!ただ流してずっと眺めていたい」と絶賛している。

 「雨にゆれる女」は、11月19日からテアトル新宿でレイトショー公開。