大ヒットホラー映画「13日の金曜日」 写真:Interfoto/アフロ

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 米CWネットワークで約2年前から進められていた、大ヒットホラー映画「13日の金曜日」のテレビシリーズ化企画が消滅したことが明らかになった。

 同ネットワーク社長のマーク・ペドウィッツが、テレビ批評家協会のプレスツアーの場で発表。「パイロット版としてはよくできた脚本だったが、シリーズとして持続可能だと感じられなかった。ほかにもっと強力なプロジェクトがあり、こちらは中止を決めた」と明かした。

 テレビ版「13日の金曜日」は、米Emmett/Furla/Oasis Filmsと米Crystal Lake Entertainmentが制作し、1980年の第1作「13日の金曜日」のメガホンをとったショーン・S・カニンガムが制作総指揮を担当。脚本を、96年から2000年まで米NBCで放送されたドラマ「ザ・プリテンダー 仮面の逃亡者」のクリエイター、スティーブ・ミッチェルとクレイグ・バン・シックルが手がけていた。

 また、ペドウィッツ社長は、同じくCWが進めていた、米作家ルイザ・メイ・オルコットの名作小説「若草物語(原題:Little Women)」をディストピアSFとしてドラマ化するという企画も中止したことを明言した。

 原作は、南北戦争時代を背景に、メグ、ジョー、ベス、エイミーの4姉妹の成長を描いた小説だが、ドラマ版は「荒廃したフィラデルフィアの街を舞台にした、4人姉妹のサバイバルストーリー」という、いわば世紀末ものに大胆に翻案されていた。ペドウィッツ社長は本作の脚本について「(企画を進めるに足る)レベルに達していなかった」とコメントしている。