LAプレミアに出席した井上真央、榊原幹典監督 (C)2016「ルドルフと
イッパイアッテナ」製作委員会

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 名作児童文学を3DCGアニメーションで映画化した「ルドルフとイッパイアッテナ」がこのほど、米ロサンゼルスでプレミア上映された。声優を務めた井上真央、共同監督を務めた榊原幹典は、全米の映画業界を目指す若者が集う「THE LOS ANGELES FILM SCHOOL」でのティーチインに出席した。

 大好きな飼い主と離ればなれになってしまった黒猫ルドルフ(井上)が、大柄なボス猫イッパイアッテナ(鈴木亮平)と出会い、ノラ猫としてたくましく生き抜く姿を描いた。フルCGアニメ「パックワールド」をヒットさせた榊原監督がロサンゼルスを拠点に活動している縁で、今回のLAプレミアが実現した。

 会場には日ごろから映画に触れ、感性を磨き続けている学生が招待されており、専門用語を交えた白熱のトークが展開。「原作を忠実に再現されているのか?」と質問が飛ぶと、井上は「原作の要素が忠実に描かれています。日本では子どもたちによく読まれる本なので、“学ぶことが大切”といったメッセージが込められています」と熱心に説明した。

 一方の榊原監督は、こだわりのポイントを「日本には四季があって、それをルドルフの成長と重ねて表現した部分を感じてほしいです」と語った。アメリカの学生たちの評価は上々で、上映後のアンケートでは「素晴らしい映画。アメリカでも日本でも家族全員で楽しめる映画だと思う」「アニメーションの映像が細部までこだわられていて、キャラクターたちはエネルギーにあふれていた。細かく描かれている表現が個性的でした」など、ストーリーやアニメーションに対する絶賛評が集まった。

 イベント後、井上は榊原監督が設立したアニメーション製作会社「Sprite Animation Studios」を訪問。榊原監督の案内のもと、膨大な資料やキャラクターのデザイン画、実際にアニメが創出される工程など製作の裏側を目撃した井上は、興奮を隠し切れない様子だった。

 なおイベントの模様は、8月6日午後1時30分から日本テレビ系「ZERO CULTURE スピンオフ『ルドルフとイッパイアッテナ』ねこだらけSP」で包装される。「ルドルフとイッパイアッテナ」は、同日から全国で公開。