ディック・ウルフ

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『LAW & ORDER』シリーズや、『シカゴ・ファイア』をはじめとした『Chicago』シリーズなど、米NBCで数々のヒット作を手掛けるクリエイターのディック・ウルフ。彼が、同局でFBIをテーマにした新たなシリーズを企画していることが明らかになった。米Hollywood Reporterが報じている。

TV批評家協会主催の夏のプレスツアーに参加したウルフは、「我々は、ニューヨークを舞台に新たなフランチャイズの製作を進めているところだ。幸運にも、FBIとコネクションがあってね」と、新しいシリーズの企画について言及した。製作を進めるにあたって、ウルフは「過去10年間に出会った人の中で最も面白い一人」と称するFBIのジェームズ・コミー長官とすでに連絡を取り合っているようだ。

ウルフは新作のテーマをFBIにしたことについて、「私はFBIの大ファンなんだ。彼らは信じられないような難しい仕事を見事にこなしていると思う。エージェントの平均年齢は30歳であり、非常に多くの要素を含んだ世界で、ニューヨーク支局はFBIの中で最も大きい支部だ。ドラマを作りやすい環境だと思うよ」と説明している。

もしこの企画が正式に決まれば、ウルフは『LAW & ORDER』『Chicago』と並行して、NBCで3シリーズを同時に製作することになる。『Chicago』シリーズにいたっては、『シカゴ・ファイア』『Chicago P.D.(原題)』『Chicago Med(原題)』に加え、今年から新たに『Chicago Justice(原題)』の放送も始まるため、4作品が同時進行することになる。加えて、『LAW & ORDER』の新しいスピンオフで、1990年代前半に起きたライル&エリック・メネンデス兄弟による両親殺人事件を取り上げる『Law & Order: True Crime - The Menendez Murders(原題)』が、全8話構成でシリーズ化されることも先日決定したばかりだ。

さらにはNBCエンターテイメントのボブ・グリーンブラット会長が、「ディック・ウルフの作品が落ち着いてきたなと思うたび、彼はすぐに新しい企画を持ってくるんだよ」と語り、アイデアさえ良ければ『Chicago』フランチャイズ5作目の製作の可能性があることも明かしている。

『LAW&ORDER』が始まった1990年からNBCでの仕事を続けているウルフと同局の契約は2020年までだという。ウルフは、これまでエミー賞に14度ノミネートされ、2度受賞している。(海外ドラマNAVI)