Windows 10「Anniversary Update」の手動方法と注意点 実行するなら夏期休暇に?

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Windows 10の無償アップグレード期間が先月29日に終了した。
最後に駆け込みでアップグレードした方も多いのではないだろうか。

そして、Windows 10の公開1周年を記念した大型アップデート「Anniversary Update」が、8月2日からはじまった。

タイミングを選んでアップデートしたい、更新プログラムが降りてこないという方は、アップデートの方法を確認しておこう。

●自分のタイミングでアップデート
マイクロソフトは今後、新たな名称のWindowsを提供することはせずに、Windows 10をアップデートしながらサービスを提供するとしている。そのかわり、Windows 10は、定期的に大型アップデートが実行される。昨年11月に実施された「November Update」に続く2回目の大型アップデート「Anniversary Update」が、8月2日よりリリースされた。

今回のアップデートでは、いくつかの機能追加と、セキュリティ機能の向上などが行われている。
主な追加や改善機能には次の項目がある。
・スタートボタンのクリック時に、すべてのメニュー項目が展開される
・アクションセンターの通知数や優先度を設定できる
・Cortanaがロックスクリーン状態でも使えるようになるなど機能強化
・テーマカラーに黒ベースの「ダークテーマ」が追加される
・Edgeでタブのピン留めができる
・Windows Helloが、サインインだけでなく、アプリ起動時やEdgeによるサイトアクセス時などでも利用できる

……等々

Windows 10の設定で、Windows Updateの更新プログラムを自動的にインストールするように選択している場合は、順次Anniversary Updateが適用される。

しかし、なかなか更新プログラムが降りてこない、あるいは自分のタイミングで実行したいという方は、マイクロソフトの「Windows 10 の更新履歴」ページからAnniversary Updateプログラムを入手して、手動で実行することができる。


「Windows 10 の更新履歴」ページで、「Anniversary Updateを入手する」をクリックする。


環境にもよるが、大型アップデートには数十分から数時間はかかるし、以下に書くようにその前の準備も必要なので、夏期休暇などの空き時間を利用して実行しよう。

●アップデートの前に知っておきたい注意点
今すぐアップデートしたいところだが、その前に注意点を確認しておこう。

まず、基本的なことだが大型アップデートには不測のトラブルが起こる可能性がある、
必ずデータやWindows環境のバックアップをとっておくようにしよう。

そして、7月29日の直前にアップグレードした方は、すぐにはアップデートができないことに注意してほしい。
これは、Windows 10へのアップグレード後、1ヶ月は元のバージョンに戻すことができるように、リカバリ機能が用意されているためだ。アップデートを行うと、リカバリができなくなるのだ。
強制的にAnniversary Updateプログラムを実行することも可能だが、万が一元に戻す必要を考えて、いったん待ったほうがいいだろう。

続いて、空き容量の確認だ。
インストールを続行するには16GB(32ビット版)または20GB(64ビット版)以上の空き容量が必要となる。けっこうなサイズなので、事前に確保しておこう。

また、メモリのシステム要件が2GBに上がることにも注意が必要だ。
2GBや4GBを搭載する最新PCなら問題ないが、Windows 7からアップグレードするなどした1GBの旧PCは要確認だ。

そのほかには、
Anniversary UpdateへのアップデートでWinDVDに不具合が発生するなどのアナウンスもある。こうしたアプリやハードの対応状況も見極める必要がある。
修正プログラムが用意される場合もあるので、事前の確認は必要だ。

このように大型アップデートは、事前の確認や準備作業も、必要になるので、忙しいときにはなかなかできないものだ。

しっかり準備したうえで、夏期休暇などの時間があるときに、落ち着いてアップデートを実行しよう。