黒いボディーのデス・トルーパー(上)とおなじみのストームトルーパー
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 先日、ダース・ベイダーの登場が報じられた『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)から、おなじみのストームトルーパーと、黒いボディーのデス・トルーパーの姿を捉えたショットが公開された。

 『スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐』(2005)と『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』(1977)をつなぐ架け橋となる本作。『エピソードIV』でレイア姫がR2-D2に託した、帝国軍の宇宙要塞「デス・スター」の設計図を入手するため決死のミッションに挑んだ反乱軍兵士たちの戦いが描かれる。

 今回は、劇中から2枚の写真が公開。1枚に写っているのは、おなじみの白いストームトルーパー。昨年末に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では銀河帝国の残党が結成したファースト・オーダーという組織に属しデザインもより現代的なスッキリとしたものに生まれ変わっていたが、今回はファンが慣れ親しんだオリジナルに近いデザインで登場。南の島を連想させる美しい海の中を歩く姿も新鮮だ。

 そして、もう1枚に写っているのは、黒いボディーがダース・ベイダーを彷彿させるデス・トルーパー。本作において彼らは、ベイダーの部下でありながら、彼を常に出し抜こうとする野心的な悪人オーソン・クレニック(ベン・メンデルソーン)が率いている兵士という設定で、劇中でどんな役割を果たすのか、気になるところだ。

 ダース・ベイダーの登場について、メガホンを取るギャレス・エドワーズ監督は、撮影でベイダーと初めて対面した瞬間を振り返り「情報セキュリティーの関係上、本当はいけないことなんだけど自分を抑えられなくて……ケータイのカメラで写真を撮りまくってしまったよ」とファン同様に大興奮。一方で、周囲から「本物に会ったの?」と聞かれた時に「いや、俳優さんだよ。だって本物のダース・ベイダーは宇宙にいるから!」と答えるなど、その“スター・ウォーズ愛”は本物だ。

 同作には、『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズがヒロインのジン・アーソ役で出演。そのほか、ドニー・イェン、フォレスト・ウィテカー、マッツ・ミケルセン、チアン・ウェンなど個性豊かな実力派俳優陣が出演する。(編集部・入倉功一)