宮藤官九郎監督と片桐仁

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 長瀬智也と神木隆之介が共演した、宮藤官九郎の監督作「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の大ヒット記念トークイベントが7月11日、東京・新宿バルト9で行われ、宮藤監督と出演の片桐仁(ラーメンズ)が出席。製作時の裏話や、片桐が手がけた小道具“鬼Phone”“鬼Pad”を披露し、会場を盛り上げた。

 映画は、修学旅行中に交通事故に巻き込まれ死んでしまった高校生・大助(神木)が、現世に戻って思いを寄せるクラスメイトのひろ美とキスするため、地獄専属ロックバンド「地獄図(ヘルズ)」のボーカル&ギターで地獄農業高校の軽音楽部顧問のキラーK(長瀬)の厳しい指導のもと地獄めぐりを開始する。

 観客から「輪廻転生し、生まれ変わるなら何にないたいか?」という質問が上がると、宮藤監督は熟考の末に「グラビアアイドルになりたい!」と珍回答。「本屋でサイン会とか握手会とかやってますってニュースが時々出たり、『あの人まだ脱いでないんだっけ?』みたいな人に憧れます(笑)」と続けると、片桐は「そんな軽い人でいいの!? 嘘でしょ!? 嘘でしょ!?」と宮藤監督に詰め寄った。会場が爆笑するなか、宮藤監督は「ビジュアル系に憧れるという意味なんです。見た目の美しさ。日テレジェニックとか(笑)。最終的にイメージビデオを出したいです」と妄想を巡らせていた。

 続けて、「『憂歌団』の木村充揮さんが出演した経緯は?」と聞かれた宮藤監督は「元々はゴスペルの曲がきたので、ゴスペルシンガーの方をあたった。黒人の方とか。そしたら、『地獄を肯定する映画なので』という、すごく真っ当な理由で断られた(笑)」。そして、「最終的に(上がってきた曲を)ブルースだと解釈した。ロバート・ジョンソンだと。悪魔に魂を売った的な方に持っていったら、『木村さんはどうですか?』という意見が出て決まった。いい方に転びました」と説明すると、再び「地獄を肯定している映画はだめなんですね……それはちょっとショックでした」と苦笑い。これには片桐も、「あっちは『天使にラブ・ソングを…』だもんね」と腹を抱えて笑っていた。