就活スタイル編集部

写真拡大

就活は意外に多くのお金がかかるもの。就活のためにスーツを買うだけでも、多額のお金が必要です。また、就活と言ってもに限らず、会社説明会などさまざまなシーンで交通費がかかってきます。地元企業は、自社での説明会や合同説明会を開いている企業が多数ありますが、全国規模の会社の場合、東京や大阪といった大都市のみで説明会を行うケースもあります。説明会や選考会場から遠い地域に住んでいる場合、スーツなどの費用に加え、多額の交通費が必要になるのです。

それでは、就活には実際にどれくらいのお金がかかるのでしょうか。今回は、交通費からスーツにかかるお金についてご紹介します。

■地域によっては20万円以上かかることも

説明会、本選考の際の交通費が就活における大きな問題となります。地方に住んでいればいるほど多額の交通費が必要です。お金がもったいないから説明会に行かない、というのは志望する会社を知るチャンスを逃していることと同じ。可能な限り、説明会に参加するのが望ましいと言えるでしょう。

住んでいる地域によっては、選考のたびに飛行機や新幹線で移動しなければならない可能性も出てきます。地域によっては、長距離移動が多いために交通費がかさんで、20万円以上のお金がかかる場合も。志望企業がどのエリアにあるかをしっかりと確認した上でお金を貯める必要があると言えるでしょう。

■交通費と滞在費が大半を占める

例えば東京の会社をエントリーする場合、東京に住んでいる就活生と沖縄に住んでいる就活生に必要となる就活のお金は大きく異なります。東京に住んでいる学生は電車やバスで気軽に選考場所に行くことができますが、沖縄の就活生は飛行機や新幹線などの交通費、試験時間によっては宿泊費も必要となる場合も。また、就活が本格的に動き出す6月からは、観光シーズンに入るため旅費そのものの値段が上昇していきます。なので、8月など観光シーズンのピークと最終面接が重なる場合は、特に多額の交通費を用意しておく必要があるでしょう。

試験の合否が分かってから次の試験までの間はそんなに長くはありません。なので、旅行で活躍する早割は使えない可能性も高いと言えます。通常料金と早割の金額が大きく異なる飛行機や新幹線は、そういった事態を想定して、通常料金の金額を前もって準備しておきましょう。

また、突然の欠航や遅延に備えるためにも試験日前日に現地に着いておくと安心です。何が起こるか分からないということを頭に入れておきながら行動をすることで、志望企業にも迷惑をかけなくて済みます。

■スーツ・鞄・靴などの身だしなみにかかる費用

スーツや小物に関しては、10万円近くのお金が必要になる場合もあります。交通費でお金がかかるのであれば身だしなみにかかるお金はは安く抑えたいと思うかもしれませんが、就活グッズは印象を左右する大切なもの。安すぎず、高すぎない物を選択するようにしましょう。就活の基本となるスーツは、必ず2着以上用意しておくことをおすすめします。理由はクリーニング中でも就活ができるようにしておくためです。同様にシャツも2着以上持っておくと安心です。スーツ1着買うのにもお金がかかってしまいますが、清潔感のある見た目を保つことは就活で非常に重要。スーツとシャツの枚数に関しては節約するのは望ましくありません。

一方で、実際にスーツを2着用意するとなると多額のお金が必要です。スーツにも、安くて劣化しやすいものから、高くて作りがしっかりしているものまで差があります。安すぎるのもいけませんが、高すぎるのも人事からは良く思われません。スーツ専門店でしっかりとしたシワになりにくいものを用意しましょう。

スーツの色は黒か紺がメインで、多くの就活生は黒を着ています。女性の場合ストライプが入っているもの、男性の場合は太いストライプのものはNGです。靴も長距離を歩いていると靴底がすり減ってしまいだらしない印象になってしまいます。足元は意外と見落としがちですが、意外にチェックしている面接官も少なくありません。靴は綺麗にしておきましょう。就活バッグについては、地面に置いて自立するものというのが原則です。自立するタイプの就活バッグであれば、選考の際に邪魔になりません。これらの就活グッズは、作りがチープな安価すぎるものは適当ではありません。やはり靴や鞄もスーツ専門店でそろえるのが無難です。

時計も、ハイブランド品を身に着けてしまうと就活生らしいさわやかな印象を持ってもらえません。学生が身に着けるブランド価格のもので、シンプルなデザインのものを選ぶことがポイントです。

■就活にかかるお金を賄うには?

以上の計算から、首都圏の学生であれば10万円〜20万円程度、地方の学生であれば20〜30万円ほどのお金を用意しておくと、就活でお金が必要になった場合でも安心です。ただ、4年生以降のアルバイトは就活の時間を削ることにも繋がるため、できる限り就活が本格的にスターとする前に、アルバイトや節約などでお金を準備しておくといいでしょう。大学生のみなさんが用意するには簡単な額ではないかもしれませんが、今後の社会人人生を左右する就活に使うお金ですから、決して無駄ではありません。

説明会に行って、思っていたイメージと異なり選考には参加しないという決断をした場合も、説明会で聞いた情報は無駄にはなりません。また、選考で交通費など多額のお金がかかったにも限らず不合格だったとしても、お金では買えない経験を得ることができます。一生に一度の就活ですから、お金の出し惜しみをしていては、かえってもったいないと言うこともできるのです。

就活は、多額のお金が必要になり、その負担は決して軽くはありません。しかし、将来的に考えれば、それだけのお金をかけただけの価値があるときっと思えるはず。大学生のみなさんは、就活にかかるお金を確保し、自分の納得の行く会社に出会える就活を行いましょう。