白の女王さながらの真っ白なドレスで登場した深田恭子

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 女優の深田恭子が10日、都内で行われた映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』大ヒット舞台あいさつイベントに、白の女王さながらのレースをあしらった真っ白なドレス姿で登壇し、会場を沸かせた。

 名作「不思議の国のアリス」のその後を実写映画化した『アリス・イン・ワンダーランド』の続編となる本作。悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター(ジョニー・デップ)を救うため、時間をさかのぼるアリス(ミア・ワシコウスカ)の冒険を、時間の番人タイム(サシャ・バロン・コーエン)との戦い、ワンダーランドに秘められた真実と共に描く。9日時点で観客動員数72万人、興行収入11億円を記録している。

 前作に引き続き、ワンダーランドの統治者・白の女王の日本語版声優を務める深田は、役柄同様の気品をたたえながら登場するも、登壇ルートを間違えるというお茶目な一面ものぞかせ、「いきなり間違えっちゃった」と照れ笑い。6年ぶりに本役を演じたことには、「続編があることに驚き、お話しをいただいたことを嬉しく思いました。わたしも6年の間にいろんな仕事をさせていただいたので、それが少しでも活かせたらと思いました」と語った。

 この日は、巨大な頭を持つ暴君・赤の女王役の朴路美、子供時代の白の女王と赤の女王役を担当した内藤穂之香と石井晏璃も出席。本作では、姉妹である女王二人の知られざるエピソードも盛り込まれていることから、プライベートの姉妹関係について話が及ぶと、深田は「妹ってズルいと思うこともありました」と吐露。「わたしが姉なので、妹が何かしたときに『お姉ちゃんも悪い』と連帯責任として親に怒られることがあったので、(本作では)そういった部分で共感しました」としみじみ。しかし今は、過去の苦い体験は懐かしい思い出になっているようで、「よく会っています。すごく仲良しです」と嬉しそうな笑みをこぼした。(取材/錦怜那)

映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は全国公開中