肉ブームが続く中、依然として勢いのあるローストビーフ丼。人気の火付け役とも言われる店「Red Rock(レッドロック)」には、日々行列が絶えないようだが、ほかの場所でも、ローストビーフ丼は大盛況で、
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・地元のイオンでは、フードコートにローストビーフ丼のお店がopenしてた
・バイト終わったらまたお腹空いてローストビーフ丼を買ってしまった
・夕食は、流行りのローストビーフ丼を作ってみた
・ふらっと入ったカフェに、流行りのローストビーフ丼があって注文!

専門店や飲食店のいちメニュー、持ち帰り、自作など、今、様々な形で日本中に広がっている。

ご飯を覆うように、とにかく何枚も重なるローストビーフの山。テレビやネットで紹介されるこの衝撃的なビジュアルに、心を動かされた人は数知れず。

・テレビを見てどうしても食べたくなって高田馬場まできて並んでいます
・友達のFB投稿で気になったローストビーフ丼を食べに大阪まで足を伸ばしました
・ブロガーさんオススメのローストビーフ丼、やっと食べに来ることができた!

と、お店に足を運ばずにはいられないようだ。

実際、食べてみると、見た目通り、あるいはそれ以上の肉のボリュームに驚きを隠せない人は多い。

・お肉が多くてごはんにたどり着けないという、幸せ
・配分を間違えるとお肉が確実に残るくらいお肉の量が多い
・もうものごっつい肉。ボーリングボール7号位の重さに感じました
・肉が山になっていて、最初はどう食べていいか分かりませんでした

など、ブロガーによる独特な表現の食レポも続々アップされており、これが、読者の想像を掻き立て、「食べてみたい!」という気分をプッシュしている。

話題性はあるが、こんな大量の肉を食べたらもう暫く肉を食べたくない気分になるのでは?と気になった。でも、そうでもなさそうだ。

・食べごたえ満点だし、味もめちゃうま!行列できる理由がわかります
・約一時間程待っても、待つ価値ありの、美味しさでした
・非常に美味しく大満足で、これは並んででもまた食べたい!と思いました

見た目のインパクト、美味しさ、食べたという満足感。この三つが揃っているためか、納得度も高く、一過性のブームにありがちな「1回食べたらもういい」という書き込みが割と少ない印象。

山盛り肉の画像は、頻繁に目にしていれば、見慣れて斬新さは薄れてくるかもしれないが、舌とお腹と気持ちを満たしてくれるご飯メニューとして、市民権を得ていくかもしれない。

(高宮真琴)