彼とケンカ!そんなとき絶対にしちゃいけないNG対応・4つ

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皆さんは、彼氏とケンカをしたとき、どんな風に対応しますか?

付き合いが長いカップルの場合、仲直りまでのプロセスがパターン化しているケースもあるでしょう。一方で、付き合いたてのカップルの場合、どうやったら仲直りできるか悩むかもしれません。そして、対応を間違えてしまうと、それが別れに繋がりかねません。

つまり、ふたりが長続きするかしないかはケンカの対応次第!とも言えます。実際、カップルが別れた原因をさかのぼると、ケンカをしたときの対応ですれ違っているケースはとても多いです。

今回は、ワタシが恋愛相談の仕事を通じて見聞きした多数の事例や自身の経験をもとに、「ケンカをしたとき、これはやっちゃダメ!」という典型的なNG対応を挙げていきます。自分に当てはまらないかチェックしてみてください!

■1.SNSでグチる

「彼氏に対してモヤモヤしたことを、Twitterでつぶやいたら、『なんであんなこと書くの?』とすごく怖い顔で言われた。いつもは私のツイートなんてほとんど見ないのに!」(28歳 /広告)

あなたが彼氏と気まずくなっているとき、彼氏はあなたの様子にいつもより敏感になっています。だから普段はスルーしているTwitterも注意して見るし、具体的な内容を書いていなくても、すぐに「これは自分のことだな」と察するのです。

とはいえ、モヤモヤをためこむのは辛いもの。誰かに話して発散することもときには必要です。SNSで独り言をつぶやくのではなく、親しい友人などに話を聞いてもらうのがオススメです。

■2.言葉でとことん追い詰める

「彼とケンカしたとき、なぜ私が怒っているのかを1時間かけて具体的に説明した。よしこれでわかってくれるだろう!と思ったのに、彼はゲッソリした様子で、そのまま何も言わずに帰ってしまった」(23歳/飲食店)

言葉で自分の気持ちを伝えたいし、伝えてほしい。女性の多くはそう思っていますが、男性は違います。そもそも気持ちを言語化することが女性に比べて苦手で、「言葉を使ってわかり合いたい」という欲求も女性ほど強くないのです。

日本アンガーマネジメント協会が今年5月に実施したアンケートでも、パートナーへの怒りを感じた際の行動に関して、女性の58.2%が「パートナーに直接話す」と回答しているのに対して、男性の51.4%が「怒りを伝えず、自分の中で処理する」と回答しています(回答者は20〜59歳の既婚男女516名。) 。

もちろん、だから怒りを相手に伝えたらダメだということではありません。要は伝え方の問題。わかってもらいたいのであればこそ、話を長くクドクドとしないこと、そして理詰めで追い詰めないことが大切です。

■3.ひとりになる時間を与えない

「ケンカをした翌日、彼が『頭冷やしたいから今週は会うのやめよう』とメールしてきた。なんで逃げるの?と腹が立った」(27歳/アパレル)

2でも説明した通り、ケンカをした際、女性は自分の気持ちを相手に伝えたいと思いますが、男性は違います。むしろひとりになりたいという欲求が高まります。話し合いたい女性からすると逃げられたような気分になりますが、男性からすると、ふたりの関係を壊したくないからこそひとりになってクールダウンする時間が必要なのです。

彼がひとりになる時間を与えずに、自分の怒りや不満がいかに正しいかを女性があの手この手で説明すると、男性は女性の言い分が正しくない場合は単純にウンザリし、正しい場合は逃げ場を失った気分になります。

結果、関係修復のパワーすら失ってしまう危険があるということも頭の隅に置いておきましょう!

■4.気持ちをためこんで最後に爆発

「この1年間、彼にずっと言えなかった不満を、先日一気にまくし立ててしまった。それ以降、何度メールをしても返事がない」(29歳/メーカー)

あるあるあるある!とうなずいている女性、多いのではないでしょうか? これこそ女性が彼氏やパートナーに怒りや不満を感じた際に最もやってしまいがち、かつ最も別れに繋がりやすい対応かもしれません。

男性の場合、相手に対する怒りや不満を「ずっと」心に収めることができますが、女性は「ずっと」は無理なんですよね、結局(笑)。不満や不安がある場合は、それが心の中で煮詰まる前にライトな雰囲気で小出しにするのが爆発エンドを防ぐ方法ですよ!

■おわりに

……「怒りの小出し」の方法ですが、たとえばスキンシップを交えたり、別の部分での感謝や愛情を交えたりしながら話せば、別れたくて言っているわけではないことが伝わるので険悪になりにくいと思います。

もし一瞬、険悪な空気が流れたとしても、男性は女性ほど気持ちをひきずりません(プライドを傷つけられたときだけは別ですが)。一晩寝たら機嫌直るだろう、くらい楽天的になるのも大切だと思いますよ!(ヨダエリ/ライター)

参考:「“怒り”をテーマにした調査結果を発表」一般社団法人日本アンガーマネジメント協会(https://www.angermanagement.co.jp/pr20160606)

(ハウコレ編集部)(古泉千里/モデル)(泉三郎/カメラマン)