彼女に言ってみたいモテフレーズ 〜銚子編〜

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関東最東端、千葉県銚子市。「犬吠埼」は山頂や離島を除いて日本で一番早く初日の出が拝める場所として有名だが、その名の由来は源義経の愛犬「若丸」が主人を慕って鳴いた為とも、かつて一帯に繁殖していたアシカの鳴き声が犬に似ていた為とも言われている。

調査のプロであるリサーチャーさんによれば、銚子の見どころは初日の出だけではないという。潮風の香る銚子のデートスポットを巡りながら、とろけるようなモテフレーズを言ってみよう。

銚子電鉄

銚子駅と外川駅を繋ぐローカル線。全長6.4kmの線路を約20分かけて走行する。

木張りの床や手書きの中吊りなどレトロ感たっぷりで、個性的な車内放送も人気を集めている。

平成18年、資金不足のため廃線の危機に瀕した際、イチかバチかの奇策に打って出た。

WEBサイトに堂々と「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」と書き、副業として製造販売している「ぬれ煎餅」の購入を広く呼びかけたのである。

この奇策は見事に成功し、銚子電鉄は廃線を免れた。

犬吠駅では製造過程を見せる直売を実施するなど、銚子電鉄の「ぬれ煎餅推し」は今でも続いている。

そもそも何故ぬれ煎餅なのか? それは、銚子が日本一の醤油の産地だから。専用醤油だれの旨みが染み込んだぬれ煎餅は多くの人々に愛されている。

【モテフレーズ例】
君といる幸せが染み込み過ぎて、僕の体はぬれ煎餅みたいにふやけてしまいそうだ。

銚子海洋研究所(イルカ・ウオッチング)

親潮と黒潮がぶつかり合うことで豊かな漁場となっている銚子沖では、ほぼ1年を通じて野生のイルカ・クジラ類を見ることができる。

季節によって様々な種類のイルカが元気に泳いでおり、時には5000頭ものイルカの大群や、オットセイやトビウオ、アホウドリなどにも出合えるという。

ウオッチング船「フリッパー」は2002年8月に就航した爽やかな白いボディの船。トイレ・冷暖房を完備しており、快適にウオッチングを楽しむことができる。

英セント・アンドリューズ大学のステファニー・キング氏の研究によると、なんとイルカは互いに「名前」を呼び合っているらしい。

またイルカは生後数ヶ月の間に「個体特有の音」を作り出している。

研究チームがイルカの群れの鳴き声を録音し、各個体の音を一つ一つイルカに聞かせたところ、自分特有の音が聞こえた時――つまり「自分の名前が呼ばれた時」だけ反応を示したという。

イルカ・ウオッチングでよく観察すれば、イルカが互いに呼び合っている様子が見られるかも知れない。

【モテフレーズ例】
たとえ君がイルカになって5000頭の群れに紛れ込んでも、僕は一瞬で君を見つけるよ。

海の幸の総合センター・ウオッセ21

全国屈指の漁港・銚子で水揚げされた魚や地元の特産品を販売する年中無休の総合センター。

「即売センター」の営業時間は8:30〜17:00。新鮮な魚介類や加工品がずらりと並ぶ。

毎月第三日曜日には、イベント広場にて「マグロの解体ショー」が催されるらしい。

シーフードレストラン「うおっせ」の営業時間は11:00〜17:00。

「金目鯛の姿煮」、「生しらす丼」、「まぐろカマ煮定食」など、獲れたての海の幸を使った料理が味わえる。中でも「海鮮丼」は特に人気で、テレビや雑誌でも紹介されているそうだ。

【モテフレーズ例】
銚子は「海の幸」で有名。僕は「君の幸」で有名になれるかな。