フランク・スポトニッツ

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先日お伝えした通り、フィリップ・K・ディックの小説「高い城の男」のドラマ版において、ショーランナーの座を降りたフランク・スポトニッツ。その彼が、世界でトップ級の人質交渉人を主人公に据えた新作ドラマ『Ransom(原題)』を米CBSで手掛けることになった。

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米Varietyが報じたところによると、本作は、多国籍企業や政府機関に力を貸す有名な交渉人、ローラン・コンバルベールの活躍に着想を得た作品。フランスのTF1局とカナダのGlobal局の共同制作作品で、スポトニッツは製作総指揮を担う。主演はルーク・ロバーツ(『Black Sails/ブラック・セイルズ』)。すでに13話構成のシリーズ制作が決まっている。

物語の主人公は、人質事件などの危機に際して、人命救出のため、チームを率いて交渉にあたるエリック・ボーモント。犯罪者の心理を知り抜いているエリックは、危険な犯罪者が相手でも暴力には頼らない。人心操作術を駆使して事件を解決に導く一方、私生活の人間関係に悪影響が出てしまうのが悩み。そんなエリックは、新人のマクシーンをチームに引き入れるが、彼女の過去には危険な秘密が秘められていた...というストーリーだ。

制作発表に際し、スポトニッツは「ローラン・コンバルベールが関わった現実の事件に示されるように、犯罪交渉の世界は大変興味をそそられるものです。そのローランをもとに、頭脳明晰で複雑な内面を持つキャラクターが生まれました。世界中で人命を救う交渉人の活躍は、あなたの心を動かすことでしょう」とコメントしている。

なお、スポトニッツは本作のほかに、コメディアンのラッセル・ピーターズと組んで、コメディドラマ『The Indian Detective(原題)』の製作をカナダのCTV局にて手掛けることも発表された。

「高い城の男」を映像化した『The Man In The High Castle(原題)』は、アメリカなどのAmazon Primeで配信され、高い評価を受けた作品。シーズン2の撮影中に起きた降板劇は驚きをもって迎えられた(降板の理由は、Amazonとの意見の衝突と伝えられている)が、スポトニッツは今後もドラマ制作に多忙を極めることになるようだ。(海外ドラマNAVI)