又吉直樹と羽田圭介氏に扮したレイザーラモンRG

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 「ピース」の又吉直樹が6月10日、東京・渋谷のよしもと∞ホールで行われた「小学館よしもと新書」創刊記念会見に、「千原兄弟」の千原せいじ、「トータルテンボス」の藤田憲右らとともに出席した。

 「小学館よしもと新書」は、小学館とよしもとクリエイティブ・エージェンシーが共同で立ち上げたレーベルで、お笑い芸人がそれぞれの得意ジャンルをわかりやすく解説する新書を刊行。第1弾として、又吉が文学に没頭した理由や芥川賞受賞小説「火花」の創作秘話を告白する「夜を乗り越える」を今月3日に発売しており、早くも発行部数13万部を突破した。

 又吉は「純文学を読めるようになるには?」と聞かれると、「最初は無理してでも読んだほうがいい」とアドバイス。続けて「チャリンコでもいきなり乗れる人はいない。乗れるようになったら気持ちがいい。それと同じです」と語った。一方のせいじは、「又吉先生の本を出すんだったらということで、バーターの俺らに声をかけていただいた。先生のおかげです」と擦り寄り、又吉を「先輩たちが僕に『セットで売ろう』とか、要求してくることが多い。さっき、せいじさんに『家族がおんねん』とめちゃくちゃ重い言葉を頂きました」とタジタジにさせた。

 さらにMCから「創刊を記念し、又吉さんとともに芥川賞を受賞した『スクラップ・アンド・ビルド』の羽田圭介さんから、花束贈呈です!」と呼び込まれると、場内からはどよめきが。しかし登場したのは、羽田氏のモノマネをしたレイザーラモンRG。花束を渡された又吉は困惑気味で、せいじらとともに「どういうつもりなん?」とツッコミを入れた。意に介さないRGは、「北斗の拳」のOPテーマ「愛をとりもどせ!!」にのせて“芥川賞あるある”を披露。長めの前振り後に「直木賞との違いを聞かれがち」と言い放ち、場内を沸かせていた。

 また報道陣による囲み取材では、落語家の三遊亭円楽の不倫報道が話題にあがった。せいじは「それこそ昔の作家とか、すごいやん。姪っ子と駆け落ちとか」とフォローし、又吉も「かつては文学に限らず、いろんなジャンルでそうですからね」と語るにとどめた。なお同レーベルは、第2弾として藤田の「ハンパねえ!高校野球」(7月3日)、第3弾としてせいじの「がさつ力」(8月3日)を刊行する。