別所哲也

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米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016」が2日、都内で開幕。同映画祭代表の別所哲也が「今年で18回目になった。更なる広がりを見せ、ショート映画から1億円プレイヤーが出て欲しい」と熱くメッセージを発した。

1999年からスタートした、この映画祭。別所は「一年一年、成長してきた。それで今、若手の映像作家たちがこの映画祭を目指し、100を超える世界の国々から6000本以上の作品が集まる規模になった」と感慨深げ。

そして「インターネット業界の飛躍も追い風になっている。僕は、ショート映画のことを『小さな燃費のいい映画』って僕は呼んでいる。インターネットの浸透で、後押しされる現象もあった」と回顧した。

「ショート映画の魅力を言うと、映画が単なる長さでなくて、面白さがギュッと凝縮された大きな宇宙だろう」

最後に改めてコメント。

「始めた当初から、ジョージ・ルーカス監督…ルーカス・フィルムが応援してくれている。俳優をしている僕は、この映画祭をすることによって、本当に人の輪が広がった」と感謝の気持ちも表していた。

初日に行われたセレモニーには、LiLiCo、レスリー・キー、アグネスチャン、杉野希妃、片岡鶴太郎、夏緒、寿大聡、岡本夏美、大関れいか、北村優衣、ゆってぃ、EXILEのAKIRA、劇団EXILEの青柳翔が登場。

河瀬直美監督、安藤サクラ主演『SEED』が受賞した話題賞のプレゼンターに安藤の両親である奥田瑛二、安藤和津夫妻が揃って登壇する場面もあった。

同映画祭は、6月3日〜6月26日まで開催。東京は5会場、横浜は1会場にて上映される。

別所哲也レスリー・キー

オープニングセレモニーより


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「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016」 - 公式ホームページ