ジャック・オコンネルに演出をつけるジョディ・フォスター監督

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 ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが共演し、ジョディ・フォスターがメガホンをとったサスペンス「マネーモンスター」の本編映像を、映画.comが独占入手した。

 司会者リー・ゲイツ(クルーニー)の軽快なトークと財テク情報で高視聴率を稼いでいるTV番組「マネーモンスター」の生放送中に起きた立てこもり事件のてん末をスリリングに描く。突如スタジオに乱入し、ゲイツを人質に取った謎の男カイル(ジャック・オコンネル)は、株の情報操作が意図的に行われたせいで全財産をなくしたと訴える。ゲイツと番組ディレクターのパティ(ロバーツ)は、危機を脱そうと考えをめぐらせるなかで、思いもよらない真実に迫っていく。

 銃を持って現れたカイルをスタッフと勘違いしたゲイツは「何か苦情?」といつものノリで茶化すが、カイルが天井に向けて銃を撃つと場は騒然。パティは急いで放送を中断するが、カイルはゲイツに銃を突きつけ「今すぐ映像を戻せ! 戻さないと奴を撃つ」と叫ぶ。スタジオ内に一瞬にして緊迫感が充満していくさまを、フォスター監督が短いカットをテンポよくつなぎ合わせることで創出している。

 「ジャック(・オコンネル)は素晴らしい役者よ。何千人もオーディションしたけれど、彼が際立っていたわ」と称賛するフォスター監督は、オコンネルとクルーニーの関係性について「最初から最後まで2人は一緒にスクリーンに映っているの。この作品は2人芝居だといってもいいくらい」と語る。「2人はタイプがまったく違う役者よ。ジョージ(・クルーニー)はいつも冗談を言ってはふざけているすごく愉快な人。ジャックは集中するタイプで、キャラクターに入り込んで力いっぱい演じる。役者としては正反対の2人なのに、ジョージがジャックに、そしてジャックがジョージに共感していく様子を見ていて素晴らしいと思ったわ」と両者のコンビネーションに自信を見せている。

 オコンネルは、「300 スリーハンドレッド 帝国の進撃」(2014)に出演し、アンジェリーナ・ジョリーが監督を務めた「不屈の男 アンブロークン」(14)では主演を務めた。次回作の「チューリップ・フィーバー(原題)」ではクリストフ・ワルツ、アリシア・ビカンダー、デイン・デハーン、ジュディ・デンチといったそうそうたるキャストと共演する。

 「マネーモンスター」は、6月10日から全国公開。