岡本夏生オフィシャルブログより

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 テレビ引退宣言をしたタレントの岡本夏生(50)が、トークイベントで口論になり絶縁したタレントのふかわりょう(41)に今度は法的手段をちらつかせた。

 両者は『5時に夢中!』(TOKYO MX)で共演していたが、岡本が同番組卒業後に催された『ふかわと夏生のガチンコ・スプリング〜ガチハル!』の初日に舞台上で大喧嘩。それから岡本はふかわに対して謝罪要求を続けており、先月20日に再度メールし、現在は応答を待っている状態のようだ。更に岡本が舞台上でギャラの話をした際、ふかわがキスで“口封じ”するという流れになったことを激怒。ふかわから誠意ある対応がない場合、「公然猥褻セクハラ事件」として訴える事も視野に入れざるを得ないとしている。

「ガチハル」出演依頼の際にギャラの話がまともに行われず、携帯を紛失したと嘘をついて失踪騒ぎを起こした岡本だが、ふかわとの“ギャラトラブル”は今回だけではなかった。

 岡本は、ふかわ主催のイベント『ROCKETMAN SUMMER FES』に出演した過去3回のギャラを、実はもらっていないことをブログで暴露。さらに、友人の誕生日イベントに参加した際に、ふかわ側からギャラが支払われたようだが、岡本は“もらうのに違和感があった”と明かし、一度受け取ったギャラをふかわへ全額返済した。しかし、ふかわの所属事務所から年末に支払通知書が届いたというのだ。

「岡本はレギュラーを失った今、ふかわとの絶縁ネタを小出しにし、ブログのアクセス数を稼いでいる状態です。しかし内容は自身が受けたセクハラ問題に、過去のギャラ問題まで引っ張ってきて暴露する始末。さすがに応援しているファンも引いていて、お金の為ならそこまでやるか? と言い始めたファンもいます」(芸能関係者)

■引退宣言はしてない!?

 中には、下手に因縁をつけられては困ると、岡本とのコンタクトそのものを禁止している制作会社もあるという。また、岡本の毒舌はふかわにだけでなく、テレビ局へも及んでいる。

 岡本は今月11日に放送された、ネット放送『AbemaTV』の「竹山と飲める店 ベロベロ人生相談2〜言っておきたいことがあるSP〜」にゲスト出演。ふかわとの確執や引退宣言について約1時間に渡って、早口でトークを展開した。さすがの勢いに、キレ芸が売りのカンニング竹山(45)も、相づちを打つのが精いっぱいで、完全に聞き役となってしまったほどだ。

 また、引退宣言したと報じた『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に、「引退宣言はしていない。『ほぼ、ほぼ出ない。オファーがない』と言っただけ。引退もくそもない」とニュアンスの違いを強調。そのキレっぷりに竹山ら共演者もたじたじだったようだ。

「失踪騒ぎや携帯紛失事件の嘘が発覚後、テレビ引退宣言をしていた岡本は、ふかわをセクハラで訴えると言い出したと思えば、今度は引退宣言してないと言い出す始末。これにはテレビ局側も困惑している。今後ますますテレビでは扱いにくいタレントになりつつあります」(芸能関係者)

 業界で窮地に立たされた岡本夏生。救いの手が差し伸べられる日は来るのだろうか。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。