韓国王者の全北現代、八百長の疑い…2013年にレフリー2名を買収か

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 全北現代に八百長疑惑が浮上した。23日、韓国メディア『聯合ニュース』などが報じている。

 Kリーグを2連覇中の強豪クラブで、今シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも決勝トーナメントに進出している全北現代。同クラブにはセレッソ大阪や松本山雅FCでプレー経験のある韓国代表MFキム・ボギョンも所属している。

 同メディアによれば、2013年に全北現代のスカウトがKリーグの審判2名に対し複数回にわたって金品を渡し、有利な判定をするように依頼したという。同スカウトと審判2名は起訴されている。

 Kリーグでは昨年にも、慶南FCが審判4名に対して買収行為を働いたことが明らかとなり、問題になっていた。

 韓国検察は今後、サッカーを含め、スポーツ界全体に範囲を広げて買収行為について調査を進める方針だ。