「歌声にのった少年」ポスター (C) 2015 Idol Film Production Ltd/MBC FZ LLC
 /KeyFilm/September Film

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 夢半ばでこの世を去った姉の思いに応え、スター歌手となった少年の実話を映画化したパレスチナ映画「ジ・アイドル(英題)」が、「歌声にのった少年」の邦題で9月24日に劇場公開されることが決定した。

 モデルとなった人物は、米人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のエジプト版「アラブ・アイドル」で、2013年のアラブ・アイドルに輝いたムハンマド・アッサーフ氏。現在も歌手活動を続けながら、国連パレスチナ難民救済事業機関青年大使として平和に貢献している。

 「パラダイス・ナウ」「オマールの壁」など社会派ドラマを手がけてきたハニ・アブ=アサド監督が、アッサーフ氏の生き方に感銘を受け「美しく感動的な物語がつくりたい」と新境地に挑んだ。

 紛争の絶えないパレスチナ・ガザ地区。スター歌手になり世界を変えたいと夢見る少年ムハンマドは、姉ヌールや友だちとバンドを組み、拾ったガラクタ製の楽器を手に街中で歌っていた。そんななか、ムハンマドの才能を信じるヌールが掲げた「カイロのオペラハウス出場」という無謀ともいえる目標に向けバンドは走り出すが、ヌールが病気で命を落としてしまう。

 「歌声にのった少年」は、9月24日から東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。