あなたにとって、理想の結婚相手はどんな男性ですか?

さまざまな条件とともに、ぼんやりと思い浮かぶのは、頼もしいくて楽しめそうな“自分より2〜3歳年上のカレ”ではないでしょうか。

でも、現実世界はそんなにうまくいかないもの。

『株式会社オールアバウト』と『株式会社シーマ』が20〜40代の夫婦(同い年婚440件、年の差婚440件、計880件)を対象に行った「年齢差による夫婦関係に関する意識調査」では、女性が幸せになれるパートナーとの「年の差」が明らかになりましたよ。

 

結婚するなら、年上or同い年どっちがいいの?

「好きな人とずっと一緒にいられるなんて幸せ」と感じていられるのは、新婚3カ月まで。

どんなにフィーリングの合う相手でも、一緒に過ごす時間が長くなると、小さなすれ違いや習慣の違いにイラッとする瞬間があるものです。


出典元:https://www.atpress.ne.jp/

そこで「夫婦喧嘩の発生頻度」について質問したところ、「週に複数回」「週に1回程度」の回答が、同い年婚では14.2%。年の差婚では約5ポイント高い19.8%であることが判明!


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また、「パートナーの悪い点」についてこっそり暴露してもらったところ、「経済力がない」「金銭感覚が合わない」「家事・育児に非協力的」「趣味が合わない」など、ほぼすべての項目において年の差婚の方が上回っていることが明らかに……!

なんと、10歳以上の年上男性をパートナーに持つ女性の不満が高まっていることがわかったのです。

調査結果だけ見ると、やっぱり同い年婚の方が幸せな結婚生活が送れるような気がしてしまいますね。

 

年齢差によって結婚生活の満足度は違うの?


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「結婚するなら年齢が近い方がいいのかな?」

そんなモヤモヤを解消するために、「現在の夫婦関係」についてズバリ聞いてみたところ、8割以上の女性が「良好である」(「とても良好」・「まあまあ良好」の合計)と回答。

小さな不満を抱えながらも、結婚生活を楽しんでいることがわかりました。

 

男性の本音はこうだった!

「結婚すると、今までと同じようにはいかないよね。子どもが生まれると、どうしても子ども中心の生活になるし。だから、月に1度は“母親”から“女性”に戻って息抜きする時間を作るように心がけている」(35歳・金融・年の差婚)

「年齢が近いと、なんでも対等だからすぐにケンカになる。お互いに一歩も譲らないから、何日も口を聞かないことも……。もちろん普段は会話が弾むし、盛り上がるポイントも同じだから、“超”がつくほど楽しいんだけどね」(34歳・メーカー・同い年婚)

「男が年上だと、いくつになっても“年上のカレ”を演じないといけないんだろうね。期待されているハードルが高すぎて、たまに息詰まることがあるけど、嫁の喜んだ顔が見たいから頑張っちゃう」(36歳・公務員・年の差婚)

実際にインタビューしてみたところ、既婚男性からは微笑ましい意見がズラリ……!

妻や子どものことを想う“デキる旦那さん”たちは、いろいろ考えてくれているものですね。

ただ、それがうまく伝わらなかったり、期待に応えられなかったとき、女性をイラッとさせてしまうことがあるようです。

 

いかがでしたか?

女性は“包容力”や“経済力”“男らしさ”を十分に享受できなくなると、ストレスを感じやすくなるものです。

本当に幸せな結婚生活を送るには、パートナーとの実年齢差ではなく、“精神年齢の差”に注目するがベストですよ。

 

【参考・画像】

※ 「年齢差による夫婦関係に関する意識調査」 − 株式会社オールアバウト、株式会社シーマ

※ IVASHstudio  / shutterstock

 

【取材協力】

※ 20〜30代男性