大根監督×豪華キャストでサブカル漫画を実写化!

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 人気漫画家でコラムニストの渋谷直角氏によるサブカル漫画「奥田民生になりたいボーイ・出会う男すべて狂わせるガール」が、大根仁監督のメガホンで実写映画化されることがわかった。妻夫木聡、水原希子が初共演し、魔性の美女に一目ぼれしたうだつのあがらない編集者のラブコメディに挑む。

 「モテキ」で三十路前にやってきたモテ期に翻ろうされる青年を描いた大根監督が、再び美女に振り回される男の物語でメガホンをとり、男女の生々しいラブとエロスを映し出す。原作は渋谷氏が2015年7月に発表した漫画で、「原作を読んだ時から、映像化するなら自分が一番向いていると思っていました。『モテキ』のような、恋愛エンタテインメントをもう一度やりたいと思っていたところに、いろいろなタイミングが重なって映画化が実現しました」(大根監督)。

 オシャレライフスタイル雑誌編集部に異動になった35歳のコーロキは、慣れない環境に四苦八苦しながらも崇拝する奥田民生のような編集者を目指し奮闘している。そんなある日、仕事で出会ったファッションプレスの美女あかりに心奪われたことから、地獄のような日々が始まる。

 「そのとっても素敵な題名にビビッときたというよりも、僕はそもそも奥田民生になりたいボーイです。ずっとずっとなりたいボーイなんです」という妻夫木が、はまり役とも言えるコーロキを演じる。「妻夫木君は(奥田)民生さんのファンで、まさに“民生になりたいボーイ”。この役を演じられるのは妻夫木君しかいないし、役作りは既に出来あがっているようなもの」と大根監督のお墨付きで、「全国にいる奥田民生になりたいボーイズ代表として、軽く笑えるユーモアとうまくやり抜く賢さでいい感じの作品に仕上げられたら」と意欲十分だ。

 一方の水原は「モテキ」のファンだそうで、念願の大根組で「とてもエキセントリックで、すごく危ない匂いを感じさせますが、とてもチャーミングで目が離せないような女の子なので、今から演じるのがとても楽しみです」と男を狂わせるヒロインに挑戦する。大根監督は「希子ちゃんは今一番のっている女優ですが、秘めているものがあり、まだ見せていない顔があるのでは、と勝手に妄想していました」と期待を寄せており、「希子ちゃんをかわいく、エロく、かっこよく“狂わせるガール”として撮りたい。妻夫木君演じるコーロキの成長物語でもあるので、恋愛要素と男の子の成長、青春物語として両立させていきたいと思います」と2017年の公開を目指し、撮影を行っている。

 脇を固める共演陣も豪華で、大根作品には欠かせない新井浩文がコーロキの先輩、リリー・フランキーがフリーのファッションライターを演じるほか、安藤サクラ、松尾スズキといった実力派が結集した。劇中では、カギとなるシンガーソングライター奥田民生の楽曲が全編で使用されているという。原作者の渋谷氏は、小道具など映画製作に参加しているそうで「こんなクラクラするようなキャストとスタッフさんで映像にしていただける、というのは本当に嬉しいやら申し訳ないやらで、いろいろ教えていただく熱いこぼれ話的なものには感動を禁じ得ず、帰りのバスの中で男泣きした日もありました」とコメントを寄せている。

 映画は、「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」のタイトルで2017年に全国で公開。