稲村亜美、台湾の始球式で“神ピッチング”  自己最速の104キロ

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(台北 11日 中央社)自動車CMで豪快な「神スイング」を披露し話題となったタレントの稲村亜美が8日、台湾プロ野球の試合で海外初の始球式を行った。観客に対し「ありがとう台湾。皆大好き」と中国語で挨拶した稲村。初球は大きく外したものの、2球目では自己最速となる時速104キロをマークし、球場を沸かせた。

稲村の始球式は、中信兄弟が新荘球場(新北市)で7日、8日に開催した「野球ガールデー」に合わせて実施された。消息筋によると、捕手役は当初、同球団の選手全員が名乗りを上げるほどの人気で、最終的に抽選で決められたという。

7日には今季から中信兄弟でプレーする元西武のミンチェ(許銘傑)投手と対決し、「神スイング」で左安を放っている。始球式前に稲村の指導に当たっていた元阪神の林威助外野手は「フォームがきれいでパワーがある。しかも可愛い」と絶賛した。

また、同日に稲村が抱擁を交わした中信兄弟の蒋智賢内野手と林智勝内野手が、試合で本塁打を放つ活躍を見せ、チームも19−10で統一との乱打戦を制したため、稲村は「勝利の女神」と称賛された。

8日の始球式後、稲村は自身のツイッターを更新し、「みなさんすごく暖かく幸せな気分になりました。台湾大好きです!また来たいです」と感想をつづっている。

(林宏翰/編集:杉野浩司)