生け贄となった主人公が各地の土地神に“狂おしいほど強烈に求められる”--。MAGES.の乙女ブランドLOVE&ARTが送るシチュエーションCD最新作『生け贄謳り』が、6月と7月に2カ月連続で発売。第一弾でドSな狸の神様・団三郎を演じる豊永利行さんに、自身が演じるキャラや本作の魅力を伺いました。

--主人公である巫女を生け贄とするというストーリーですが、設定や世界観などを知った際に、どのような感想をお持ちになりましたか?

 最初設定を聞いた時には正直、「生け贄」という設定にときめく人がいるんだろうか、と思いました(笑)。でも、蓋を開けてみると、ストーリーとして楽しんでいただくという点で、いつものシチュエーションCDとは一味違う、斬新なものだと感じました。和な世界観も面白いですね。

--実際に台本をお読みになった時の感想は?

 少し難しい話だなって思いました。でも、読み込んでいくと、意外と取っつきやすいシンプルさもあって。今回は僕が演じる狸の団三郎と河童の摩子(CV:谷山紀章)とで、ベクトルの違うアプローチで巫女を取り合いうと話でもあるのですが、そこの部分にきちんと理由、裏の設定があり、ストーリーがしっかり作り込まれている印象でした。  巫女に対する感情だったり、巫女本人に対する想いを超えた“魂”に対する気持ちというのもあったりして。深くて重い、大きな話なんじゃないかな、とも思います。

--豊永さん演じる団三郎の特徴や魅力を教えてください。

 何より…狸のくせにカッコいいなと思いました(笑)。まず、狸ならではの、変化ができるというのがキャラとしての大きな特徴かと。性格としては、いわゆるオラオラ系で、グイグイくるキャラ。とはいえそれは、色々な出来事があったがゆえというバックボーンもあって、過去では好青年な一面もあります。さらに、狸の神様としての優しさやお茶目さ垣間見えるときもあって、様々な顔をもった魅力的なキャラですね。

--役作り・アフレコに際して、苦労された点などごあれば教えてください。

 何度か違う姿に変化をするシーンがあるのですが、そのときに音声加工に頼りたくなかったので、声色を工夫しました。僕としては新しい試みでしたので、貴重な経験になりましたね。さらに、わらべうたを歌ったりもしたのですが、あれは難しかった(笑)。でも、日本の伝統的なものでありながら、若い方だと聴いたことのない人も多いかと思いますので、このCDがわらべうたに触れるいいキッカケになったら、なんて思ったり…。

--お気に入りのシーンはありますか?

 一番頑張ったという意味では、蛇に変化して巫女に巻きつくところですかね。“巻きつかれている感じ”をダミーヘッドマイクで表現すべく、マイクの周りを中腰になってくるくると回ったり。あれは腰にきました…(笑)。みなさんが実際にそのシーンを聴いた際に、巻きつかれているように聞こえたら幸いです! 

--では最後に改めて、楽しみにしている方々にメッセージをお願いします!

 谷山紀章さん、伊藤健太郎さんと一緒にやらせてもらえるということで、非常に楽しみにしていました! メインとなる団三郎と摩子のキャラがまったく違うので、2パターン楽しめます。団三郎のほうにグッとくる方は、きっとドMですね。僕は、蓋を開けてみると実はドSな人間なので(笑)、とっても楽しく収録できました。どうぞ、骨をバキバキに折られる覚悟で聴いていただけると嬉しいです。そしてそのあとは、摩子ちゃんに癒やされていただければ…。といった感じで、一枚で二度おいしい楽しみ方ができるCDに仕上がったと思いますので、ぜひ聴いてみてください!

Text=PASH!編集部

 

●STORY
 日本には古から人々を守ってきた“土地神”がいる。その土地神を統べる天照大御神は彼らの務めを見定めるために、己に仕える“謳桃ノ巫女”である貴女をかの地に遣わす。しかし土地神たちは様々な理由から貴女を“生け贄”に選ぶ。狂おしいほどに“強烈に求められる”貴女。彼と貴女が辿り着く先は ――!?

 

●DATA
生け贄謳り(いけにえがたり)
第一巻

 

 


6/22発売
価格:2,484円(税込)
出演:狸の団三郎=豊永利行、河童の摩子=谷山紀章、天照大御神=伊藤健太郎
カバーイラスト:泉廚董爾
※リバーシブルジャケット仕様
発売元:5pb

第二巻

 

 
7/27 発売
価格:2,484円(税込)
出演:狼の蛍=柿原徹也、九頭竜の閏=前野智昭、天照大御神=伊藤健太郎
カバーイラスト:泉廚董爾
※リバーシブルジャケット仕様
発売元:5pb