“ミラクル”レスターが映画化?俳優陣の妄想キャスティングが面白い

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誰もが予想しなかったまさかのプレミアリーグ優勝を成し遂げたレスター。ハリウッドでの映画化の話もあるそうで、『Dailymail』ではありえるかもしれない配役を予想していた。

クラウディオ・ラニエリ監督⇒スティーヴ・マーティン?

もし映画化されたなら、ラニエリは最後のチャンスを与えられた落ち目のベテランとして描かれるだろう。そして、選手たちの父親の役割を演じトップに返り咲く…。

アメリカの俳優兼コメディアンのマーティはラニエリより少しだけ年を取っているだけだ(ラニエリ64歳、マーティン70歳)。マーティンはいい物まね師として、ラニエリのアクセントやウィンクを愛情をこめてマネできるだろう。

だが、外国人という側面を強調しすぎて、ピーター・セラーズが演じた『クルーゾー警部(映画)』のイタリア版になることには気を付けなければならないだろう。

FWジェイミー・ヴァーディ⇒ジャック・オコンネル

Inside March Vogue: Vogue meets Brit boy Jack O'Connell in #MarchVogue, on newsstands now
British Vogueさん(@britishvogue)が投稿した写真 -

ヴァーディは難しい主役になるだろう。生涯生き残るために戦わなくてはならず、今も対峙するものをやっつけようとしている男として(の役柄)。

2006年の映画『This Is England』において、坊主頭でブレイクしたオコンネルのエネルギーと内的葛藤は彼を理想的なヴァーディ(像)にするだろう。また、彼は成り上がりについても理解がある。物騒な地域で育ち、少年時代には1年間の「referral order(付託命令)」を科されたこともある。

(法務省によれば、「10〜17歳の少年であって、初犯であり、施設収容を要さない者に適用される。対象者の保護者、被害者を交えて3〜12月間にわたる契約を結ぶ」というものらしい)

その他では、ドラマ『The Royle Family』に出演したラルフ・リトルもフットボールができるので、ヴァーディ役が噂される人物だ。また、SNS上では、「ステプトウ」を演じた際のウィルフレッド・ブラムベル(故人)がヴァーディにそっくりだという声も。

もう一世代若ければ、精力的でインテンシティのあるロバート・カーライルもよかっただろう。だが、バッドボーイなマコーネル(おそらくジェレミー・マコーネル)がヴァーディを演じるうえで全ての要素を満たしている。

ナイジェル・ピアソン前監督⇒パディ・コンシダイン

(劇中の)ピアソンはレスターが栄光に達する土壇場で弾かれるやや苦々しく威圧的な人物として描かれるだろう。候補としてはヴィニー・ジョーンズを推す声もあるが、コンシダインのほうがはるかにいい。

彼は暗く悩み多き役柄を得意としているほか、ピアソンの出身地であるノッティンガムからほど近いバートンで生まれ育っている。また、『くたばれ!ユナイテッドーサッカー万歳!』の原作者であるデイヴィッド・ピースが手掛けたTVシリーズ『レッド・ライディング』にも出演しており、フットボールのつながりもある(無理やりにも思えるが)。

レスター時代のピアソンはファンやメディア、相手選手とやり合うなどいつも論争の的になっていた。

ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズを殺害した疑いのあるフランク・ソローグッドという人物を演じたこともあるコンシダインなら、ピアソンの全ての面を演じるうえでのどんな感情もカバーできるだろう。

MFリヤド・マフレズ⇒ゼイン・マリク

仕事中毒のチームメイトたちに未知の要素を付け加える(レスターにあって特異な存在である?)マフレズには性的魅力がある。

レスターは今季ただ一直線に突き進んだ(原文は、only One Direction)ので、年間最優秀選手に選ばれたマフレズ役としてゼイン・マリクがパーフェクトでないワケがあるだろうか?

マフレズには素早い足さばきがあり、ピッチ上で魔法を繰り出す能力を持つ。そして意図も簡単に(見る者を)とりこにする。マリクならそれをうまくやり遂げるのを見ることができるだろう。

DFロベルト・フート⇒ヒュー・ジャックマン

『ウルヴァリン』にこのドイツ人DFを演じてくれるよう頼むのは無理なこじつけではない。必要とされるのは、口数が少なく圧倒的なフィジカルを持つ男だ。

レスターのDFラインで岩となっているフートを演じることは、好きなだけ格闘シーンをやれるという意味を持つ。

DFクリスティアン・フックス⇒ライアン・レイノルズ

New poster of Movie ''The Captive''.
The Captive - Movieさんの投稿 2014年9月5日

オーストリア代表DFであるフックスは、髭を生やしたレイノルズとそっくりだとすでに信じられている。

『グリーン・ランタン』のような映画でアクションスターを演じてきた彼は多才な俳優として知られている。フックスを演じるにはおちゃらけな要素も取り入れる必要があるだろう。

DFウェズ・モーガン⇒デヴィッド・ヘアウッド

キャプテンであるモーガンは、チームメイトたちが逆境に陥った時、彼らを鼓舞し続ける。

ヘアウッドはTVドラマ『Homeland』や『The Night Manager』でタフな司令官を演じてきた。なので、カリスマ性がありレスターにとって不屈の守り神であるモーガンを演じることは無理強いにはなるまい。

GKカスパー・シュマイケル⇒ポール・ベタニー(身長191cm)

背が高く、ブロンドで、威圧的なポール・ベタニーは『アベンジャーズ』にも出演している。(スーパーヒーロー目白押しのアベンジャーズシリーズなので)今季のレスターの偉業とはぴったりだ。

FWレオナルド・ウジョア⇒ルー・ダイアモンド・フィリップス

『La Bamba』でリッチー・ヴァレンスを演じたルー・ダイアモンド・フィリップスはセンシティブな役も演じることができる。

今季のウジョアはベンチを温めることが多かったが、ヴァーディが出場停止になると爆発した。スウォンジー戦の2ゴールはトッテナムの抗いを終わらせたように見えたし、彼は映画化において役が与えられるにふさわしい。レスターのグループ全体のスピリットを彼は体現している。

MFエンゴロ・カンテ⇒デヴィッド・オイェロウォ

カンテは年間最優秀選手賞にノミネートされたので、オスカー受賞者が彼の役を引き受けるのが自然だ。

ナイジェリア人の両親のもとイングランドで生まれたオイェロウォは映画『Selma』でキング牧師を演じた(同映画は第87回アカデミー賞で歌曲賞受賞)。

フットボールとの関連はないが、レスターのストーリーも人種や国籍が異なる者たちが一致団結するものである。

元レスターの解説者ロビー・サヴェージ⇒オーウェン・ウィルソン

ウィルソンには(サヴェージを演じるうえで)必要な熱さ、ドジさ、ふさふさのブロンドがあり、ぴったりである。

『ウェディング・クラッシャーズ』で好演した彼にとって、プレミアリーグのクラッシャーズ(レスターのこと)は素晴らしい続編になる。