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Net Applicationsから2016年4月のデスクトップブラウザのシェアが発表された。4月はついにChromeのシェアがInternet Explorerを抜いて1位になった。Internet Explorer、Firefox、Safariはシェアを減らしており、強い成長を見せ続けるChromeとシェアが下落が続くそれ以外の主要ブラウザといった構造が鮮明になっている。

MicrosoftはWindows 10の普及を狙うとともに、主要ブラウザをMicrosoft Edgeへ変更。しかし、Windows 10の普及と比較してMicrosoft Edgeの普及率は低いものにとどまっており、多数のユーザーがほかのブラウザへ流れている。FirefoxもSafariもシェアの低下は止まらず、この1年でシェアの下落傾向が続いている。多くのユーザーが主要ブラウザとしてGoogle Chromeを採用する傾向が続いている。

Googleはデスクトップに対してもスマートフォンやタブレットデバイスに対してもChromeを提供しており、Googleのアカウントを経由してさまざまなデータを同期させる機能を提供している。複数のデバイスをまたがって利用するブラウザとしての位置を確かなものにしつつあることがわかる。

(後藤大地)