iPhoneでも利用者の多い、Gmailhotmail、Yahoo!等のサービスで使われている2億7,230万件ものメールアドレスとパスワードが流出した模様です。念のためにパスワードの変更をお勧めします。

2億7,230万件のメールアドレスとパスワードが流出!

ロシアのハッカーが数億件単位のメールアドレスとパスワードのセットを取引しているとロイターが報じています。
 
流出した2億7,230万件の中には、ロシアで一般的なメールサービス「Mail.ru」をはじめ、GoogleやYahoo、Hotmailといった世界的に使われているメールサービスのアドレスとパスワードの組み合わせが含まれている、とセキュリティ企業Hold Securityの創業者、アレックス・ホールデン氏が指摘しています。
 
ホールデン氏は、ロシアのハッカーがオンラインフォーラムで、入手した11億7,000万件のメールアドレスとパスワードの組み合わせを無料で配布しようとしているのを発見しました。
 
ハッカーは、リストを50ルーブル(約80円)という値段で譲るかわりに、掲示板に自分を称える書き込みをすることを条件にしていました。

Yahoo4,000万件、Hotmail3,300万件、Gmail2,400万件などが流出

総数の11億7,000万件から重複を排除した結果、2億7,230万件のアカウント情報が流出していると見られ、その中には会員数6,400万人を持つロシアのメールサービス「Mail.ru」の会員情報5,700万件をはじめ、世界規模のサービスではYahoo 4,000万件、Hotmail 3,300万件、Gmail 2,400万件の会員情報も含まれている模様です。
 
「Mail.ru」は、有効なメールアドレスとパスワードの組み合わせがほぼ無かったとして、影響は大きくないと思われる、と発表しています。
 
Hotmailのサービスを提供するマイクロソフトは、今回の事態について「不幸な現実」であると認め、セキュリティ部門が情報流出のあったアカウントを特定し、所有者がアカウントを乗っ取られないよう、追加の質問等による本人確認を行う、と発表しました。
 
YahooとGoogleはロイターの取材にコメントしていません。
 
ホールデン氏によると、流出した情報には、アメリカの銀行や製造業、小売業から流出したと見られる情報が相当数含まれているとのことです。

パスワードの管理を再確認

今回の情報流出は、日本のユーザーへの影響は大きくなさそうですが、改めてIDとパスワードの管理を確認し、この機会にパスワードを変更するのも良いでしょう。
 
また、今回ニュースになったGmailやHotmail、Yahooだけでなく、Apple IDなどのパスワードは「定期的に変更する」「使いまわしをしない」のが鉄則です。
 
このほか、サービス提供各社によるセキュリティ設定の利用や「2ステップ確認」と呼ばれる認証方法も設定しておきましょう。

 
 
Source:Reuters
(hato)