写真提供:マイナビニュース

写真拡大

●4/27にメジャーデビュー
2010年の結成以来、HIPHOPアイドルユニットとして、精力的にライブ活動を行ってきた「lyrical school」(リリカルスクール / リリスク)が、2016年4月27日、「RUN and RUN」で待望のメジャーデビューをはたす。

lyrical schoolは、ayaka、minan、hime、yumi、mei、amiの6人からなるグループで、前作「ワンダーランド」からおよそ9カ月ぶりの新作で、メジャーデビュー曲となる「RUN and RUN」は、lyrical schoolの初主演映画として5月より公開開始となる『リリカルスクールの未知との遭遇』の主題歌。カップリングにはテーマ曲ともいえる「リリスクのうた」が収録されるほか、初回限定盤には、新メンバーであるhimeが参加した形でリテイクされた「brand new day」と「S.T.A.G.E」が収録されるなど、まさに名刺代わりとでもいうべき、lyrical schoolの魅力が詰まった1枚に仕上がっている。

そこで今回は、メジャーデビューシングルのリリースにあたり、lyrical schoolのメンバーであるmei、yumi、minan、amiの4人が語ったメッセージを紹介しよう。

○待望のメジャーデビュー! lyrical schoolからのメッセージ

――まずは自己紹介をお願いします

mei「赤色担当のmeiです。ライブではけっこう煽り役です」

yumi「グレー担当のyumiです。珍しいカラーなので覚えてください!」

minan「紫担当のminanです。身長が一番大きい168cmです」

ami「オレンジのamiです。ライブでは三つ編みのおさげにしているのでチェックしてください」

――lyrical schoolは4月27日にメジャーデビューとなるわけですが、ユニット結成当初からラップをやっていたのですか?

yumi「ユニットとしては最初からラップをやっていました。ただ、最初は『tengal6』という名前で、HIPHOPのアイドルグループとして集まったんですよ。あくまでもHIPHOPのグループということだったので、ダンスをやるグループだと思っていたメンバーが多かったです」

mei「私も最初はHIPHOPと聞いて、ダンスのユニットだと思っていました。ガツガツ踊る、カッコいいグループになるんだろうなって」

――皆さん、ラップの経験はなかったんですね

mei「HIPHOPの経験がない子たちを集めるというコンセプトだったので、特にラップは経験のない子ばかりでした。ダンスはamiが経験者だったかな」

ami「私の中では、HIPHOP=ダンスだったので、オーディションのときにラップをやると聞いて、ちょっと驚きました(笑)」

――minanさんはlyrical schoolになってからの加入ですから、もちろんラップがやりたくて参加したわけですよね?

minan「……いえ(笑)」

――え?

minan「もちろんlyrical schoolがラップをするグループというのは知っていましたが、ほかのアイドルグループとちがって、Tシャツとショートパンツとスニーカーでカッコこいいライブをするグループという印象のほうが強くて、それで応募しました。なので、私もラップはグループに入ってからですね」

●「RUN and RUN」は応援ソング
――皆さん、ラップは未経験でのグループ参加ということですが、実際にやってみていかがでしたか?

yumi「最初は本当に試行錯誤の連続で……」

mei「ただ、最初に曲をいただいたとき、『好きなように歌っていいよ』って言われたんですよ。実際、歌い方にあまり正解がないので、そこはちょっとやりやすかったです。もともと歌はあまり得意ではなかったのですが、ラップをたくさん聴いて勉強しました」

ami「私も歌は苦手だったので、『え、歌うの?』って最初はビックリして……。課題曲のようなものをいただいたときも、何を言っているのか全然聞き取れなくて(笑)。でも、徐々にわかるようになってきましたし、自分なりのやり方を、いろいろと教わりながら、工夫してきた感じです」

minan「私は逆に歌うのが好きで、最初は歌とラップって、同じ線の上にあると思っていたのですが、実際にやってみたら、まったく別のもので、すごく苦労しましたが、今では、ラップをすることが楽しいと思えるようになってきました」

――そんな皆さんが「RUN and RUN」でいよいよメジャーデビューとなります

mei「今回の曲は、応援ソングになっていて、明るい未来が待っているんだよって、皆さんの背中を押すような曲になっています」

yumi「とても春らしい感じの歌詞になってますね」

――ちなみにメジャーデビューの話を聞いたのはいつごろですか?

mei「去年、Zeppダイバーシティでワンマンライブをしたときですね」

yumi「ただ、まだ準備をしているという感じのニュアンスでした」

mei「決定したという話は、映画の撮影をしているときに聞きました」

――現時点で、メジャーデビューの実感はありますか?

mei「まだCDが発売されていないので、はっきりとはわからないです。ただ、友達や周りの方の反応がすごくて、ファンの方に『おめでとう』といってもらうと、『ついにここまで来たんだ』って感じになります」

yumi「『RUN and RUN』のミュージックビデオをすごくたくさんの方に観ていただいているのも、実感につながっています」

――ちなみにメジャーデビューは以前から目標としていたのですか?

ami「目標としてはっきりと掲げていたわけではありませんが、メンバー全員、メジャーデビューしたいという気持ちはあったと思います」

mei「いつまでにメジャーデビューしたいというのではなく、あくまでも自分たちにとって最高のタイミンでメジャーデビューできたらいいねって話をしていたので、今回は本当に良いタイミングでメジャーデビューできたんじゃないかと思います」

――先ほど映画の話が出ましたが、皆さん演技のほうはいかがでしたか?

minan「メンバー6人でお芝居をするのが初めてだったので、新鮮でした。あと、撮影中は朝から晩まで6人一緒にいたので、これまで以上に仲良くなれた気がします」

yumi「映画の中でもlyrical school役なんですけど、あくまでも役なので、やはり普段とは微妙に違うんですよ。その違和感が面白かったです(笑)」

mei「より個性を強くした感じになっているので、監督の第一印象がそうだったのかな? みたいな」

――ちなみに映画のストーリーはどのような感じなのでしょうか?

yumi「ひょんなきっかけでやってきた宇宙人を私たちの力で宇宙に返すというお話なんですけど、そこにわけのわからないハッピーな要素が詰まっていて、ごちゃまぜな映画になっています。そして、ちゃんと私達のライブのシーンもあります!」

minan「15分間くらい、ガッツリと使っていただいています」

mei「HIPHOPの要素も取り入れられていて、即興のラップバトルなんかもあるので、ぜひご覧になっていただきたいです」

●女の子のHIPHOPを大きなブームに
――メジャーデビューが決まって新たに考えたことはありますか?

yumi「これまで5年間活動してきたわけですが、ここからまた新たなスタートラインなので、あらためてたくさんの方に私たちのことを知っていただけたらいいなと思っています。まずは知っていただくところからですね」

mei「今回のメジャーデビューをきっかけに、ラップをするアイドルグループがいることを知ってもらいたいです」

minan「本当に新たなスタートラインなので、気を引き締めてやっていきたいです。私たちのコンセプトである楽しさとかハッピー感をより大きな規模に広げていきたいです」

ami「そしてさらに新しいステージに出ていって、皆さんと一緒にリリスクの音楽を楽しんでいけたらいいなと思っています」

――さらにその先に向けての野望などはありますか?

mei「メンバー6人がそれぞれのやりたいこと、モデルだったり女優だったり、いろいろあると思うのですが、それぞれがそれぞれのやりたいことをやりながらも、集まった時はlyrical schoolとして、ビシっとしたライブのできるグループになりたいです」

ami「最近はHIPHOPをやる女の子が増えていますし、HIPHOP的なファッションも流行りだしているので、そういったものも巻き込んで、女の子のHIPHOPを大きなブームにできたらいいなって思っています」

mei「私たちのメジャーデビューをきっかけに、そういった文化がさらに広がったらいいですね」

minan「『RUN and RUN』のミュージックビデオは海外の方にもたくさん観ていただいているのですが、『FRESH!!!』という曲に、『宇宙に広がるパーティータイム!』という歌詞があるんですよ。だから、世界の次は、宇宙にも広げていきたいです(笑)」

――HIPHOPアイドルとしての活動以外でやってみたいことはありますか?

yumi「人生長いので、人生を楽しんでいきたいんですよ。そういう意味で、今回は映画をやらせていただきましたが、歌以外でも、できることは何でもやっていきたいです」

mei「私はもっと演技がしたいです。あと、グループでの活動と並行して、自分の趣味を仕事にできたら良いなと思っています。私は身体を動かすことがすごく好きなので、そういう教室とか開けたら良いなって」

――スポーツ教室みたいな感じですか?

mei「とにかく身体を動かす場所ですね。たとえば、lyrical schoolの曲にあわせて、みんなが踊るとか。場所がないと運動ってしないじゃないですか。その場所を作りたいです」

minan「私はモデルをやりたいです! 身長が高い方なんですけど、リリスクのメンバーはけっこうみんな身長が低めなので、だんだん身長が高い自分が嫌いになっていきそうなので(笑)」

――高いほうが良くないですか?

yumi「高いほうが良いと思います!」

minan「みんなそう言うんですけど、衣装が自分だけちょっと違うとか、だんだん猫背になっていくとか、いろいろあるんですよ。でも、小さくなることはできないので、身長を活かせる仕事ができたら良いなと思っています」

ami「私もできることはなんでもやっていきたいんですけど、特にラジオの仕事をもっとやりたいです、今、FM小田原さんでパーソナリティをやらせていただいていますし」

――それでは最後に読者の方へのメッセージをお願いします

mei「lyrical schoolは、HIPHOPの良い所とアイドルの良い所を取り入れた、すごく贅沢なグループなので、この機会にぜひ私たちのことを知ってもらいたいです。特にライブを武器にしているグループなので、ぜひライブにも足を運んでください」

yumi「『RUN and RUN』のミュージックビデオを観て、初めてリリスクのことを知ってくださった方がたくさんいらっしゃると思うのですが、メジャーデビューをきっかけにもっとたくさんの方に知っていただいて、ライブにも遊びに来ていただけたらうれしいです。ライブに来て、私たちと一緒に楽しい時間を過ごしましょう!」

minan「HIPHOPはちょっとハードルが高い、アイドルにはちょっと抵抗がある。lyrical schoolは、そんな人たちにも受け入れてもらえるような音楽やライブをやっているグループです。気になった方はもちろん、まだ気になっていない方たちにも届いたらいいなと思います」

ami「メンバー6人の空気感は、ライブじゃないと伝わらない部分もあると思うので、ぜひ一度、遊びに来てください。私たちが楽しいパーティーに皆さんをお連れします!」

――ありがとうございました

lyrical schoolのメジャーデビューシングル「RUN and RUN」は2016年4月27日の発売。初回限定盤と通常盤の2ラインナップで、初回限定盤は1,500円(税別)、通常盤は1,000円(税別)となる。

(竹間葵)