若手登竜門のイエール国際でセントマーチンズ卒の富永航がグランプリ受賞

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 セントラルマーチンズ出身の富永航が、若手デザイナー達の登竜門として知られる「第31回イエール国際モード&写真フェスティバル(The 31th edition of the Hyères International Festival of Fashion and Photography)」のデザイナー部門でグランプリを受賞した。 イェール国際で富永航がグランプリの画像を拡大

 同コンペティションは、ファッションとフォトグラフィーの分野の有望な才能の発掘を目的にフランス・イエールで毎春開催されている賞で、2014年にはエスモード出身の松重健太がグランプリを受賞。今回、審査員には「パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)」のクリエイティブ・ディレクター、ジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)やピエール・アルディ(Pierre Hardy)、「バーニーズニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」のシニアファッションディレクターを務める小倉朋子らが名を連ね、ファイナリスト10名の中からグランプリが決定した。優勝者には賞金として1万5,000ユーロ(約187万円)が授与される。 富永航は、武蔵野美術大学でテキスタイルを学んだ後、セントラル・セント・マーチンズのファッション・プリント科に進学。現在は、チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインでファインアートの修士課程に在籍している。■ 関連記事>> 名門セントマーチンズ学生が語る本音(前編 / 後編)